2011年09月12日

85.スノーストーム(マチカネササメユキ の2010)

【馬名】 スノーストーム
【由来】 「吹雪」の意。どんな天候条件であっても勝利をもたらしてくれる事を願って。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 栗毛
【父】 リンカーン
【母】 マチカネササメユキ (母父 ウッドマン )
【生年月日】 2010年2月8日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1400 万円(一口価格 3.5 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1993 生まれ、本馬は 17 歳の時の産駒
【母の戦歴】 2勝
【母のレース引退時期】 1997/8/31 (レース引退年齢 4 歳)
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【初仔の生年月日】 1999/3/23
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 8

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母マチカネササメユキは、相当な良血繁殖ですね。
これだけの血統的バックボーンを持ちながら、それに応えられるだけの活躍馬はまだ産んでいません。
もちろん、マチカネエンジイロ、マチカネゲンジ、マチカネアマテラスなどそこそこ活躍した馬はいますが、この繁殖のスケール感からすると今ひとつと言わざるを得ないでしょう。
現役時代は1年8ヶ月と短かったのですが、それだけの期間に18戦と結構過密なペースで走ったのが影響したのかどうかはわかりませんが、その後十分な休養をとって繁殖入りしていますので、その点については問題ないと思いますが・・・。
徐々に年齢も高齢域に入ってきていますし、さすがに最近は不受胎や不出走など産駒の成績も低下気味です。
よって、これからは確率は低くなってくるのは間違いないところですが、これだけの名血ですので、相手種牡馬との相性次第では最後の最後になんてことがあるかも・・・。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Buckpasser 12.50% 4 x 4
Northern Dancer 9.38% 5 x 4 "
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【父】 リンカーン
"【競走成績】
日で2〜6歳時に23戦6勝。阪神大賞典-G2(芝3000m)、京都大賞典-G2(芝2400m)、日経賞-G2(芝2500m)、菊花賞-JPN1 2着、天皇賞・春-G1 2着、有馬記念-G1 2着、同3着、宝塚記念-G1 3着)

【種牡馬成績】
07年より供用。09年の1歳世代が初年度産駒"
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【母父】 ウッドマン
"【競走成績】
愛3勝、アングレシーS-G3、愛フューチュリティS-G3。
【母の父として】
エイシンデピュティ(宝塚記念-G1)、アストンマーチャン(スプリンターズS-G1)、モアザンレディ(キングズビショップS-G1)、マムール(オイロパ賞-G1)、カノヤザクラ(セントウルS-G2)、ワンダフルデイズ(クリスタルC-G3)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ウッドマンはミスプロ系種牡馬の中でも珍しく芝を得意とした種牡馬で、日本でもヒシアケボノがスプリンターズSを勝っています。一方、ダートも苦手ではなく、ティンバーカントリー、ハンセルがブリークネスS−GIを勝っています。
ウッドマンの母父はバックパサーです。

母母父ニジンスキーは、様々な距離レンジで活躍馬を輩出している大種牡馬です。
どちらかというとスピード持続力に優れた産駒が多いのが特徴で、私の中ではスタミナ系に属しています。
母系に入ると、さらに良い競争資質を遺伝しますね。

母母母父バックパサーは、トムフール系の大種牡馬で、現役時代はマイルから3200メートルまで勝ち、32戦25勝を上げた名馬で、BMSとして、マルゼンスキー、ヤマニンスキー、エルグランセニョール、イージーゴーア、ウッドマン、ミスワキなど多くの種牡馬は輩出しました。その遺伝の特徴として、ステイヤー種牡馬にはスピードを、スピード種牡馬にはスタミナを、根性なしには気合いをという風に、底力を強化してくれる最良のBMSです。

本馬の母系を見ると、名馬、名牝が目白押し、世界的な種牡馬が近親に多数いる血統です。
本馬の曾祖母は名牝セックスアピールですが、セックスアピールはバックパサーの直仔ですので、本馬の母マチカネササメユキは、バックパサーの3×3の強いクロスを内包しています。
それだけではなく、母マチカネササメユキは、ナスルーラ、メノウ、ネイティヴダンサーなど細かいクロスがたくさん入った繁殖で、相手種牡馬との相性次第ではワールドワイドな産駒が生まれてもおかしくないバックボーンを持った繁殖と言えそうです。

父リンカーンは、現役時代23戦6勝の成績、GI競争に13戦出走しましたが、2着3回、3着2回と勝ちきれませんでした。重賞は阪神大賞典、京都大賞典、日経賞とGIIを3勝しています。
産駒を見たときの個人的な感想ですが、総じて馬体バランスが良く、足もとの感じが素軽くて芝向きの産駒が多いように思います。トモの筋肉の付き方には個体差がありますが、腰高でちょっと成長曲線が遅めなところも含めて骨格的には共通点が多いように思います。
胴の感じから中距離タイプが多そうで、成長と共に胴伸びする母父トニービン産駒のような成長傾向ではなく、やはり父サンデーサイレンス産駒の中距離型に多い、いわゆる1歳時から薄手で窮屈さがない感じです。
血統的には、父サンデーサイレンスは言うに及ばすですが、母父トニービンは母系に入ったハイペリオンのクロスの影響なのか、長い直線であれほどの爆発力(瞬発力+持続力)を発揮するのはゼダーン系の種牡馬の中でもかなり異質と言えます。母グレースアドマイヤは、半兄にダービー馬フサイチコンコルド、全弟に種牡馬ミラクルアドマイヤ、半弟にボーンキングや皐月賞馬アンライバルドがいて、自身の産駒にもこのリンカーンのほか、皐月賞馬ヴィクトリーを輩出しています。血統的なバックボーンは申し分ありませんが、リンカーンの血統構成を見ると、ノーザンダンサーやサンデーサイレンスなど日本では主流の血が多く入っており、その点種牡馬としてもライバルが多く、いきなり活躍馬を出すことが要求されている種牡馬と言えます。

本馬の血統背景は、非常にバランス良く、底力十分と言えます。
ただ、母系が活性力はあるもののクロスが山盛りで、体質面で不安があります。
その点、本馬の父リンカーンは、5代アウトブリードということで、体質面はカバーしてくれそうですし、母系の活性力を活かしてくれそうな種牡馬と言えると思います。
本馬の血統構成は、互いの血統面のポテンシャルと欠点を上手に補ってくれた感じで馬体次第では、予想以上の大活躍をしてくれそうです。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 清水久詞
2010リーディング 135 位、勝利数 11 勝,勝率 0.059 連帯率 0.117 管理代表馬 アグネススペクトル
2009リーディング 209 位、勝利数 2 勝,勝率 0.034 連帯率 0.068 管理代表馬 チョウハイレベル
2008リーディング 132 位、勝利数 12 勝,勝率 0.049 連帯率 0.107 管理代表馬 シャドークロス

◆楽天馬の評価◆ ★★☆☆☆☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 158
胸囲(cm) 186
管囲(cm) 21.1
体重(kg) 456
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はなかなか動じない雰囲気を感じます。
首さし良く、肩の筋肉は薄手、角度からマイル位でしょうか。
繋ぎは短めで、クッションも良好です。
胴回りはしっかりした感じで、背腰もしっかりと筋肉がついています。
トモは薄手で、ボリューム感に欠ける感じですが、これから幅が出てきて見映えは変わってくるでしょう。
飛節は薄手で現状はまだわずかではありますが、安定感にかけます。
サイズは、ちょうど良いですね。おそらく500キロ近くにはなると思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは高齢ですので確率的に若干マイナスしました。
血統的には累代だけ見るとダートっぽい感じもありますが、日本では芝で活躍した馬を出している種牡馬達でダートと決めつけることは出来ないでしょう。
クロスが多い母に、アウトブリードの父リンカーンで体質的な面もプラスに働きそうです。
ちょっと決め手に足りない可能性もあります。
馬体は、ちょっとまだ筋肉がついてこない感じで、これから調教が始まるとすごい変わってきそうです。
トレーナーは、ちょっと不安があります。価格は牡馬ですから安いといわざるを得ません。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 21:57| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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