2011年09月12日

84.ヴァーティカルサン(ヴァレラ の2010)

【馬名】 ヴァーティカルサン
【由来】 「天頂の太陽」の意。世界の頂点で、最も眩い存在になることを願って。 ドイツ血統から母の頭文字の「V」を踏襲。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 青鹿毛
【父】 マンハッタンカフェ
【母】 ヴァレラ (母父 Monsun )
【生年月日】 2010年2月20日 生まれ
【生産牧場】 白老F 
【募集価格】 4000 万円(一口価格 10 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 9 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "独国産,独3勝,ユングハインリヒガベルシュ
タプラー賞-G3,ブレーメン牝馬大賞典-G3,ヴィンターケーニギ
ン賞-G32着,独オークストライアル-G33着,Jean Harzheim-
Rennen-L3着,仏入着,ヴェルメイユ賞-G14着"
【母のレース引退時期】 不明 (レース引退年齢 不明 歳)
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【初仔の生年月日】 2007米国
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母ヴァレラは重賞戦線で戦っていたようですが、そんなに数は使っていないようです。
おそらく10戦以内。
データがほとんど無いので、この繁殖のポテンシャルについては想像の域を出ないですが、07産が初仔のようで遅くとも5歳で繁殖入りしています。
重賞戦線で走っていますので、疲労感を残して繁殖入りした可能性もありますので、そこは馬体のチェックが必要です。
一方、初仔は米競馬で既に1勝を挙げており、09産も体質面ではそれほど問題を出していませんので、ポテンシャルが高い可能性もありますので、今年は及第点くらいにしておきます。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Luciano 12.50% 4 x 4
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【父】 マンハッタンカフェ
"【競走成績】
日仏で3〜4歳時に12戦6勝。02年最優秀古牡馬。菊花賞-G1(芝3000m)、有馬記念-G1(芝2500m)、天皇賞春-G1(芝3200m)
【種牡馬成績】
03年より供用。09年総合リーディングサイアー。09年2歳リーディングサイアー。ヒルノダムール(天皇賞春-G1)、レッドディザイア(秋華賞-G1、アルマクトゥームCR3-G2)、ジョーカプチーノ(NHKマイルC-G1)、グレープブランデー(ジャパンダートダービー-JPN1)、イコピコ(神戸新聞杯-JPN2)、ゲシュタルト(京都新聞杯-G2)、ベストメンバー(京都新聞杯-G2)、メイショウクオリア(京都新聞杯-JPN2)、レッドアゲート(フローラS-JPN2)、マンハッタンスカイ(福島記念-JPN3)、アーバニティ(オーシャンS-G3)、セラフィックロンプ(愛知杯-G32回)、フミノイマージン(福島牝馬S-G3、マーメイドS-G3)、アロマカフェ(ラジオNIKKEI賞-G3)、ハンソデバンド(共同通信杯-G3)、アントニオバローズ(シンザン記念-G3)、ガルボ(シンザン記念-G3)、トレンドハンター(フラワーC-G3)、オリエンタルロック(札幌2歳S-JPN3)、サンディエゴシチー(札幌2歳S-JPN3)、テイエムオーロラ(府中牝馬S-G3)"
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【母父】 Monsun
"【競走成績】
独12勝、オイロパ賞-G1(2回)、アラルポカル-G1。

【種牡馬成績】
シロッコ(ブリーダーズCターフ-G1、独ダービー-G1)、ザムール(独ダービー-G1)、スキャパレリ(独ダービー-G1)

【母の父として】
ナイトマジック(独オークス-G1)、ザルヴェジャーマニア(ボールスンスパH-G2)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父モンズーンは、ドイツでは日本のサンデーサイレンスみたいな存在の名種牡馬で、ドイツダービー馬3頭をはじめ、ステークスウィナー多数を輩出しています。その父ケーニッヒシュトゥールは、現役時代はドイツ三冠馬で年度代表馬、種牡馬になってから3度のリーディングサイアーに輝く名種牡馬です。
その父系はスタミナ豊富なブランドフォード系バーラムから続く血統で、直系では世界的にあまり残っていない血統です。
ケーニッヒシュトールの母系は、これまたスタミナ豊富なトゥルビオン系です。
総じて、直系は最近の世界のスピード血統の中で、かろうじて生き残っているスタミナ血統のひとつと言えます。
一方、母父はズルムー。ズルムーは、現役時代はドイツダービー馬にして、種牡馬になってリーディングサイアー6回、非常に血の活性力が高い種牡馬とも言われます。
ということで、モンズーンは、父と母父から非常に強力な遺伝力を受け継いでいる種牡馬であると言えます。

母母父ビッグシャッフルは、独リーディングサイアーに輝くこと3回の名種牡馬です。
現役時代もドイツ国内だけでなく、ジュライC2着、フォレ賞3着などヨーロッパの1線級とも互角の勝負をした馬です。
スピード持続力に良さがあるボールドルーラー系種牡馬で、活躍馬は多数です。

父マンハッタンカフェは、一昨年のリーディングサイアーです。
もしかしたら産駒は晩成のステイヤーであるかもしれないという疑いは、ジョーカプチーノのNHKマイルC制覇ですっかり払拭された感じで、勝ち馬率も上がってきています。
この種牡馬の走る産駒は、父に似て、前腕から肩にかけてが良く発達しており、胸厚もあって、心肺能力に優れた感じの産駒が多いです。
トモは、長手方向はコンパクトに見えて、形も平行四辺形からむしろ菱形に近い感じに見えますが、後ろから見ると幅があって、真四角に見えますので、横写真だけだとトモのボリュームがつかめませんので要注意です。
血統的には、その父サンデーサイレンスは言うに及ばず、その母父ローソサエティは、セントサイモン系−リボー系のスタミナ血統のホイストザフラッグの直仔。(ホイストザフラッグはスプリンターです)
ローソサエティ自身は、英、愛ダービー馬とクラシックディスタンスで活躍した名馬ですね。
これを見た時、フェデリコテシオの血統理論を思い出しましたね。名馬の条件とは、スタミナ血統の中に1本強いスプリンターの血が入るって奴ですね。
母母父ルチアーノはビワハイジの母母父でもあり、マンハッタンカフェとビワハイジ(父カーリアン)とは、祖母が同じでいわゆる近親です。
やはり血統的にはスタミナベースという印象が強いので、マンカフェは父サンデーからスピードと決め手をもらって、中距離以上で決め手を発揮することが出来たのでしょう。

本馬の母ヴァレラの血統は、活力ある血の宝庫ですね。
ただ、日本競馬への適性という点ではちょっとスピード不足という感じになります。
父マンカフェは、サンデー系種牡馬の中では、スピードの補強という点では今ひとつかもしれません。よって、スタミナとスピード持続力を頼りに、長めの距離をチョイスして、後方から直線の決め手勝負という感じでしょうか。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 石坂正
2010リーディング 15 位、勝利数 34 勝,勝率 0.134 連帯率 0.213 管理代表馬 キングスエンブレム
2009リーディング 14 位、勝利数 34 勝,勝率 0.143 連帯率 0.228 管理代表馬 ヴァーミリアン
2008リーディング 12 位、勝利数 32 勝,勝率 0.145 連帯率 0.236 管理代表馬 ヴァーミリアン

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 161
胸囲(cm) 182
管囲(cm) 21.2
体重(kg) 500
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はなかなか芯が強そうです。
首さし良く、肩には大きな柔らかそうな筋肉が胸前に向かってついています。
角度から中距離という感じがします。
繋ぎの角度はよくて、クッションもよい感じです。
胴回りはすっきり見せ、トモ高で多少背たれですが、背中は割合しっかりしています。
トモは幅が出てきそうな感じで適度に張りがあります。
飛節は薄手ですが、しっかりとしています。
歩様は、欠点がほとんどなく、非常に安定しています。
馬体サイズは大きすぎるところだけが減点対象です。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pに関してはデータが少ないですが、一つ上の感じからすると悪くはないとみています。
血統的には重厚なドイツ血統で、スタミナに優れ、遺伝力の高い種牡馬が並びます。
本馬も父マンハッタンカフェで、中距離辺りを舞台にして活躍しそうです。
馬体はしっかりした骨格にやわらかそうな筋肉をまとい、非常に雄大です。
カタログのとおり、確かに緩さがありますが、緩さと柔らかさは紙一重です。しっかりと馬体ができてきて、実が入ってきたときには、大きな夢を見せてくれる可能性を感じますね。
トレーナーも良いですし、価格は期待の現われでしょう。まずまずの価格だと思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 21:56| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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