2011年09月12日

83.マズルファイアー(ササファイヤー の2010)

【馬名】 マズルファイアー
【由来】 「銃口から吹く火」の意。銃砲のように速くゴール板を駆け抜けて欲しいとの願いを込めて。母名と父名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 青鹿毛
【父】 ホワイトマズル
【母】 ササファイヤー (母父 セイントバラード )
【生年月日】 2010年2月22日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2000 万円(一口価格 5 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1999 生まれ、本馬は 11 歳の時の産駒
【母の戦歴】 不出走
【母のレース引退時期】 不出走 (レース引退年齢 不出走 歳)
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【初仔の生年月日】 1905/6/25
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不出走

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母ササファイヤーは不出走ですし、2番仔プラテアードを見てもわかるとおり繁殖ポテンシャルが高い繁殖です。
ただ、いくつか不安な部分があって、まず産駒の傾向からデビュー時期が遅れてきています。
年齢と共に急激にポテンシャルが落ちる繁殖もいるので、その可能性があるということです。
実際、06産は早期早産、09産は流産していて、その兆候は否定できません。
また、好馬体の産駒が多いにも関わらず、これまで期待された程の結果が出ていないという部分では、相手種牡馬を選ぶ繁殖である可能性もあり、本馬は父ホワイトマズルは、これまで配合されたサンデー系、キングマンボ系、デピュティミニスター系のいずれでもない点でおもしろいと思います。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Nearctic 9.38% 5 x 4
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【父】 ホワイトマズル
"【競走成績】
英伊仏で17戦6勝。93年伊最優秀3歳牡馬。伊ダービー-G1(芝2400m)、ドーヴィル大賞-G2(芝2500m)、凱旋門賞-G12着、キングジョージ六世&クイーンエリザベスS-G12着2回
【種牡馬成績】
95年より供用。シャドウゲイト(シンガポール航空国際C-G1、中山金杯-G3、中京記念-G3)、アサクサキングス(菊花賞-JPN1、京都記念-G2、阪神大賞典-G2、きさらぎ賞-JPN3)、イングランディーレ(天皇賞春-G1、日経賞-G2、ブリーダーズGC-JPN2、ダイヤモンドS-G3)、スマイルトゥモロー(オークス-G1、フラワーC-G3)、シンゲン(オールカマー-G2、エプソムC-G3、新潟大賞典-G3)、ビハインドザマスク(スワンS-G2、セントウルS-G3、京都牝馬S-G3)、トーセンダンディ(オールカマー-G2)"
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【母父】 セイントバラード
"【競走成績】
米で9戦4勝。アーリントンクラシック-GU、シェリダンS-GV、ハスケル招待H-GT4着

【種牡馬成績】
セイントリアム(BCクラシック-GT、ウッドワードS-GT、ドンH-GT、スティーブンフォスターH-GT)、アシェイド(BCディスタフ-GT、ケンタッキーオークス-GT、CCAオークス-GT、オグデンフィップスH-GT、スピナウェイS-GT、ゴーフォーワンドH-GT、ベルデイムS-GT、フェアグラウンズオークス-GU、コティリオンH-GU、BCジュヴェナイルF-GT2着、マザーグースS-GT2着、アッシュランドS-GT2着、アラバマS-GT3着)、キャプテンデポジット(フロリダダービー-GT)、ヤンキーヴィクター(メトロポリタンH-GT)、シスターアクト(ヘムステッドH-GT)、ストレートマン(ウイナーコムH-GU、マリブS-GT2着)、セイントアヴェリル(サンタカタリナS-GU)、オーシャンテラス(エルカミノリアルダービー-GV)、カイトヒルウインド(浦和記念-GU2着、エルムS-GV3着)、タガノチャーリーズ(フェアリーS-GV3着)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父セイントバラードは、サンデーサイレンスの父でもあるヘイローの直仔で、名牝バラードの産駒です。
全兄弟にデヴィルズバッグ(タイキシャトルの父)、グローリアスソング(GI4勝で、種牡馬ラーイや種牡馬シングスピールの母)がいます。種牡馬として大成功し、北米のリーディングサイアーに輝いています。

母母父アイスカペイドは、ニアークティックの直仔、あの名牝ラフィアンの半兄で、ワイルドアゲインや、クレヴァートリックの父です。
その母父はネイティヴダンサーで、ノーザンダンサーの4分の3同血です。スピード値の高い血統です。

母母母父Circle Home は、データは無いですが、スピード持続力のあるボールドルーラー系種牡馬で母父にリボーを抱えることから、血統的にはスタミナ&スピード持続力に優れた種牡馬だと思います。

母母母母父Prince John は、スタミナ豊富なプリンスローズ系プリンスキロの直仔で、コジーン、Alleged、リヴァーマンら大種牡馬達の母父として有名です。

父ホワイトマズルは、ダンシングブレーヴの直仔で、自身は競走成績にムラがありましたが、種牡馬としては大いに成功を収めています。引退後すぐに日本に輸入され、初年度産駒こそビハインドザマスク(スワンS−GIIなど)のような短距離を得意とする馬を輩出しましたが、後にスマイルトゥモロー(優駿牝馬−GIなど)、イングランディーレ(天皇賞・春−GIなど)、アサクサキングス(菊花賞−GI)のような中長距離馬が出て、この血統本来の距離レンジの活躍馬が出てきました。
産駒は、ホワイトマズルの父ダンシングブレーヴの高い能力を発揮し、距離適性については気性を反映しやすい傾向があるため、産駒によって活躍する距離レンジが幅広いのが特徴です。
また、活躍馬の脚質についても極端で、例えば、ビハインドザマスクは追い込み、イングランディーレは逃げ、シャドウゲイト、アサクサキングスは逃げ〜先行で良績を残していて、バラエティに富んでいます。
種牡馬としての勝ち馬率が高いのはよく知られていて、4割近い成績を残す優秀な種牡馬なのですが、実は意外に知られていませんが、BMSとしての勝ち馬率の方が優秀で、5割を越えています。
この安定感は、私が勝手に推察するにはホワイトマズルの母系に入っているハイペリオン、マイバブー、ボールドルーラー、ラウンドテーブル(プリンスキロ)などのタフで優秀なスタミナ(スピード持続)系の血によるところではないでしょうか。

本馬の母系は、スピード持続力に優れた血が多く、スタミナも豊富です。
父がホワイトマズルということで、勝ち上がる確率は上がり、しかもスケール感もある血統になりました。
なんか欧州で成功しそうな血統構成で、それだけ見ると日本ではダート?って感じですが、芝で良積を残しているホワイトマズル産駒ですのでその芝適性に期待しましょう。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 大久保龍志
2010リーディング 6 位、勝利数 38 勝,勝率 0.135 連帯率 0.267 管理代表馬 スカイノダン
2009リーディング 35 位、勝利数 25 勝,勝率 0.102 連帯率 0.184 管理代表馬 アサクサキングス
2008リーディング 22 位、勝利数 28 勝,勝率 0.098 連帯率 0.186 管理代表馬 アサクサキングス

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 160
胸囲(cm) 181
管囲(cm) 20.5
体重(kg) 516
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔は、結構きつそうに見えますが、手綱などのたたずまいを見ると、意外と人には従順なのかもしれません。
首さしは非常に良くて、肩から胸前には薄手ですが良い筋肉がついています。
繋ぎの角度も良く、クッションも良く効いています。
肩の角度は中距離仕様ですが、胴が現状ではちょっと詰まって見え、マイルくらいに見えます。
かなりトモ高なので、もしかするとこれから成長とともに胴が伸びてくるのかもしれません。
胴回りは幼さが随所にあって、背たれ気味です。
トモは、良い形をしていて、頂部から臀端にかけて切れる感じの角度です。
飛節は少し薄手で頼りない感じで、そこが後肢のアクションに若干出ています。
歩様はそれ以外に気になるところはありません。
馬体サイズは、牡馬ですが、ちょっと大きすぎるのでマイナスしますが、全体的には伸びしろのある好馬体だと思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pはそこそこあると思いますが、どうも思ったような結果が出ていない繁殖です。
血統的に重厚な感じになっていますが、父ホワイトマズルでこれまでとは違った産駒傾向となることを期待したいですね。
特に本馬は牡馬ですので、中長距離を舞台に古馬になってからも丈夫に長く活躍できるようだと良いですね。
馬体は、なかなか伸びしろがあって、この母のこれまでの産駒の中では一番雄大で、しっかりした馬体に出たと思います。
ちょっとサイズが大きめで、足元が気になりますが、それよりもむしろこの母の産駒は体質面ですね。
そこさえ問題がでなければ走ると思います。馬格的にはダートで走ってほしいところですが、ホワイトマズル産駒は芝で走っているのが多いので、どうでるか私もそこは興味を持って見ていきたいと思います。
トレーナーも良く、価格もホワイトマズルの牡馬ですから安いくらいだと思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 21:55| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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