2011年09月10日

71.フロイント(フィックルフレンズ の2010)

【馬名】 フロイント
【由来】 「友達」の意。母名より連想。(独語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 スペシャルウィーク
【母】 フィックルフレンズ (母父 Demons Begone )
【生年月日】 2010年3月11日 生まれ
【生産牧場】 白老F 
【募集価格】 2800 万円(一口価格 7 万円)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
[募集馬診断レポート]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1996 生まれ、本馬は 14 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "米国産,米7勝,アシーニア
H-G32着,ヴァイオレットH-G33着,ボールストンスパBCH
-G34着"
【母のレース引退時期】 不明 (レース引退年齢 不明 歳)
−−−−−−−−−−
【初仔の生年月日】 2005/4/1
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母フィックルフレンズは、初仔フィックルベリーのレース振りからみて、繁殖入りは問題ないと見ています。
疲労を残して繁殖入りした牝馬からはこんなにタフな産駒は生まれません。
よって、ここでも活躍馬がでる期待をして良いと思います。ただ、繁殖適期を外れてきていますので、確率は若干下がるのはやむを得ないでしょう。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Halo 18.75% 3 x 4
Northern Dancer 6.25% 5 x 5 "
−−−−−−−−−−
【父】 スペシャルウィーク
"【競走成績】
日で2〜4歳時に17戦10勝。99年JRA特別賞。ジャパンC-GT(芝2400m)、東京優駿-GT(芝2400m)、天皇賞・秋-GT(芝2000m)、天皇賞・春-GT(芝3200m)、阪神大賞典-GU(芝3000m)、AJCC-GU(芝2200m)、弥生賞-GU(芝2000m)、きさらぎ賞-GV(芝1800m)、菊花賞-GT2着、皐月賞-GT3着。
【種牡馬成績】
00年より供用。シーザリオ(アメリカンオークス-GT、優駿牝馬-GT、フラワーC-GV、桜花賞-GT2着)、ブエナビスタ(天皇賞秋−GI、ヴィクトリアマイル−GI、桜花賞−GI、オークス−GI、阪神JF−GI)、リーチザクラウン(きさらぎ賞−GIII、東京優駿−GI2着)、インティライミ(京都新聞杯-GU、東京優駿-GT2着、中日新聞杯-GV2着、金鯱賞-GU3着、日経新春杯-GU3着)、オースミダイドウ(デイリー杯2歳S-GU、朝日杯FS-GT3着)、サンバレンティン(七夕賞-GV、福島記念-GV)、トーホーシャイン(マーメイドS-GIII)、スムースバリトン(東京スポーツ杯2歳S-GV、新潟2歳S-GV3着)、グロリアスウィーク(弥生賞-GU2着、シンザン記念-GV2着)、マイネルアラバンサ(青葉賞-GU2着、毎日杯-GV3着)、マイネルーチェ(新潟2歳S-GV2着)、チェストウイング(ステイヤーズS-GU3着)、マルカハンニバル(デイリー杯2歳S-GU3着)、ダンツクインビー(チューリップ賞-GV3着)、フォトジェニー(クイーンC-GV3着)"
−−−−−−−−−−
【母父】 Demons Begone
"【競走成績】
英7勝、アーカンソーダービー-G1、米フューチュリティS-G1 2着。

【種牡馬成績】
フリッチ(ホールオヴフェイムS-G2、ロレンスリアリゼイションH-G3、セネカH-G3)、ダンヴィル(ラウンドテーブルH-G3)、ショールクリーク(イロクオイSG3)"
−−−−−−−−−−
◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父Demons Begoneは、現役時代マイル−中距離で14戦7勝、アーカンソーダービーの勝ち馬です。
その父はElocutionist はブリークネスSの勝ち馬で、ボワルセル系という零細血脈です。
セントサイモンからチョーサー、そしてエロキューショニストからこのデイモンスビゴーンへと細々と、しかし無くならず残っている強い零細血統です。
競争資質という点ではどのような効果があるかは不明ですが、零細血統特有の体質面での強化、血の活性化が期待されます。

母母父Sir Harry Lewisは、現役時代中−長距離で17戦4勝の愛ダービー馬で、その父がリボー系のアレッジド、凱旋門賞2連覇した名馬で、その母父はミスタープロスペクターです。

母母母父ダンジグは、種牡馬として主に短距離で活躍する馬を多く輩出していますが、結構奥が深くて、チーフズクラウン、ダンススマートリー、ダンジグコネクションのように、2000メートル前後の距離の競走でも勝っている馬がいます。
また、孫の世代になって優れたスプリント能力を伝えると同時に、距離適性も拡げており、エルハーブ(英ダービー)やピルサドスキー(ジャパンカップ、BCターフ)やディラントーマス(凱旋門賞、KGVI&QES)など、欧米の中長距離G1を制す産駒も出てきています。
また、産駒のデインヒル は距離不問の万能種牡馬として活躍しています。
日本では、直仔でGIを勝った馬はヤマニンパラダイスただ一頭だけで、同じく日本調教馬のアグネスワールドは海外でG1勝ちを2つ獲得していますが、これ以外に目立った成績は残していません。ただし、その血は多くの活躍馬の母系に入ってきています。

母系はスピードの血が豊富で、零細血統の活性力にも期待されます。

父スペシャルウィークと言えば、日米オークスを制したシーザリオ、そしてクラシック二冠馬で天皇賞秋、ヴィクトリアマイルとGI5勝のブエナビスタの活躍が強烈な印象を放ちますが、種牡馬としては勝ち馬率の低さを見ていただければわかるとおり、”当たりはずれが大きい”という評価が定着しつつあります。産駒の馬体は、父サンデーに良く似た薄い馬体が多く、胴伸びや首さしが良く、脚元の軽そうなタイプの馬を選ぶのがポイントです。
血統的には、スペシャルの母父マルゼンスキーは、”スタミナ”、”粘り”、そして母系に入って”底力”を強化するニジンスキー系の種牡馬で、マルゼンスキーの母系には優秀なBMSであるバックパサー、プリンスキロなど底力強化型の種牡馬が入っています。そしてスペシャルの父サンデーサイレンスから”スピード”、”決めて”が追加されました感じで、さまざまなバリエーションの産駒が誕生する素地を持っていて、特にスピード血統とは相性が良さそうです。データで見ると、産駒の適距離は中距離が最も多く、仕上がりも早い方で、実はクラシック向きの種牡馬の1頭だと言えます。

フィックルフレンズの繁殖としての可能性という部分を考えると、父スペシャルウィークで、実に一発を感じさせる血統構成です。ただし、スペシャルウィーク産駒はなかなか牡馬で活躍馬を出せていません。
ここはヘイローの強いインブリードが生きる血統構成だという点で、スピードと決め手を兼ね備えた優秀な牡駒の誕生を期待したいです。"
−−−−−−−−−−
※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3.厩舎診断
【調教師】 大久保龍志
2010リーディング 6 位、勝利数 38 勝,勝率 0.135 連帯率 0.267 管理代表馬 スカイノダン
2009リーディング 35 位、勝利数 25 勝,勝率 0.102 連帯率 0.184 管理代表馬 アサクサキングス
2008リーディング 22 位、勝利数 28 勝,勝率 0.098 連帯率 0.186 管理代表馬 アサクサキングス

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156
胸囲(cm) 172.5
管囲(cm) 20.3
体重(kg) 450
−−−−−−−−−−
(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
−−−−−−−−−−
◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はおとなしそうな感じですが、まあサンデー系なので、調教がはじまったら変わるかもしれません。
首さしは良い感じで、肩には薄手ではありますがしっかりとした筋肉がついています。
肩の角度から距離は中距離以上の方が合ってそうです。
繋ぎの角度良く、クッションもまずまずです。
胴周りは意外としっかりした感じで、背中も垂れていません。
トモはコンパクトながら、良い筋肉の付き方をしていて、ムダな肉が付かないタイプなのでしょう。
飛節は薄いですが、しっかりとしています。
歩様もこの時期としては欠点がほとんどありません。
一見すると非力な感じはありますが、そのがサンデー系という見方もあると思います。
馬体サイズはちょうどいいですね。
"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは産駒の状態を見ると、高めと判定して良いと思います。
ただ、繁殖適期を外れてきた点で、若干マイナスしています。
血統的には母系には深いところにダンジグがいるものの、全体的にはあまり個性が出てきそうな累代ではないので、母フィックルフレンズと父スペシャルウィークとの配合で、父の良さが上手に出てくるかがポイントになりそうです。
スペシャルウィークは当たり外れは大きい種牡馬ではありますが、本馬はスピードに優れたヘイローのクロスを意図的に発生させたと思われ、そのクロスの効用が出るようなら期待が持てるのではないでしょうか。
馬体は、母フィックルフレンズが父の特徴を良く出す繁殖なので、本馬もスペシャルウィークらしい薄手のスレンダーな馬体に出ています。そう考えると、ムキムキの筋肉は逆にマイナスで、牡牝は違いますがブエナビスタしかり、1歳時にはムダな筋肉が付いていないのがスペシャル産駒らしいのかもしれません。(シーザリオはまったく逆の馬体でしたが・・・)
トレーナーはまずまず良いと思います。価格は、スペシャルの牡馬は走っている確率が低いので、このくらいの価格でまずまずという感じでしょうか。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
【関連する記事】
posted by 楽天馬 at 18:07| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。