2011年09月10日

64.ジャイアントリープ(ラフィントレイル の2010)

【馬名】 ジャイアントリープ
【由来】 「偉大なる飛躍」の意。人類初の月面着陸を果たしたアームストロング船長の名言より引用。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 芦毛
【父】 ネオユニヴァース
【母】 ラフィントレイル (母父 エルコンドルパサー )
【生年月日】 2010年4月12日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2800 万円(一口価格 7 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2003 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】 5戦、入着
【母のレース引退時期】 2006/10/28 (レース引退年齢 3 歳)
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【初仔の生年月日】 2008/4/5
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 7

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母ラフィントレイルは、現役時代5戦のみで引退しています。3歳夏にやっとデビューしたように体質的にもあまり強くなかったようです。本馬の祖母ファビラスラフィンは3歳で秋華賞に勝った直後のジャパンCに出走し、2着した馬で、3歳で7戦して重賞2勝しましたが、早くに繁殖入りし、種付けまでに十分な時間を費やし、高い繁殖ポテンシャルを有した牝馬にも関わらず、なかなかファビラスラフィンの現役時代の成績に見合った代表産駒は現れていません。
ということで私が思うに、この血統、どうやら相手種牡馬を選ぶ血統のように思います。
母ラフィントレイルは、初仔(父サクラバクシンオー)が2歳9月デビューして勝ち上がっており、二番仔(ダイワメジャー)も2歳7月デビューで新馬戦2着と好走しています。
このパターンは、繁殖ポテンシャルが高い牝馬のパターンで、特に二番仔のブレイズアトレイルは決め手があり、サンデー系の父の良さを良く出しています。
今回は、サンデー系の中でも大物を出しているネオユニヴァースが父となり、相性次第では相当な大物の可能性もあると私は思います。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Northern Dancer 9.38% 5 x 4
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【父】 ネオユニヴァース
"【競走成績】
日で2〜4歳時に13戦7勝。03年最優秀3歳牡馬。ダービー-G1(芝2400m)、皐月賞-G1(芝2000m)、産経大阪杯-G2(芝2000m)、スプリングS-G2(芝1800m)
【種牡馬成績】
05年より供用。ヴィクトワールピサ(ドバイWC-G1、有馬記念-G1、皐月賞-G1、弥生賞-G2、ラジオNIKKEI杯2歳S-JPN3)、ロジユニヴァース(ダービー-JPN1、弥生賞-JPN2、ラジオNIKKEI杯2歳S-JPN3、札幌2歳S-JPN3)、アンライバルド(皐月賞-JPN1、スプリングS-JPN2)"
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【母父】 エルコンドルパサー
"【競走成績】
年度代表馬、日仏8勝、サンクルー大賞典-G1、ジャパンC-G1、NHKマイルC-JPN1。

【種牡馬成績】
ソングオブウインド(菊花賞-JPN1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、アロンダイト(ジャパンCダート-JPN1)【BMS:主な産駒】アグネスサクラ(白藤賞)、ソムニア(函館2歳S-JPN3 3着)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父エルコンドルパサーは、中距離血統のキングマンボ産駒、そのキングマンボ自身、父ミスプロ、母ミエスクからスピードを受け継ぎ、母父サドラーズウェルズからは良い競争資質を受け継いでいますが、血の活性力という点では若干物足りなく、さらに産駒の傾向を見ても高速芝向きの素軽さが若干不足している種牡馬ではないかと思います。

母母父ファビュラスダンサーは、現役時代8戦4勝、重賞を2勝しましたが、それほど目立った活躍をした馬ではありません。
種牡馬になっても特に成功したわけでなく、本馬の祖母ファビラスラフィンは数少ない代表産駒の1頭です。
血統的には父は大種牡馬ノーザンダンサー、母父はスタミナ豊富なブレニム系のThe Axeです。

母母母父カルドゥンは、現役時代は重賞で2着、3着の実績はあるものの勝ちきれず、目立った成績を上げられませんでしたが、種牡馬になって、産駒スマドゥンなどの活躍で2歳リーディングサイアー2回、そして仏リーディングサイアーに輝きました。
決め手に味のあるカロ系の種牡馬で、産駒の中ではモーリス・ド・ゲスト賞やフォレ賞を勝ったオキュパンディストがその血統らしい脚質を有していました。

父ネオユニヴァースは、1世代目で牡馬の2冠を制し、2世代目も皐月賞を制し、名種牡馬への道を着実に歩み始めました。
ネオユニヴァースの血統は、ニックスであるヘイルトゥリーズン系とエタン系の組み合わせです。
母ポインテッドパスは、その父(本馬の母父)がエタン系Kris(特徴としてはネイティヴダンサー系そのままで”闘争心”、”スタミナ”、”パワー”という感じ)、そしてボトムラインは”スタミナ”、”底力”の配合が多く、結構”スピード持続力”、そして”粘り”がありそうです。
血統構成自体としては、ネアルコなどの主流に、異系、零細血統がこれでもかという感じで重ね合わされており、重厚で丈夫な遺伝子を形成している感じがします。
そこにサンデーサイレンスが配合されて、”スピード”と”決め手”を得、ネオユニヴァースの活躍が生まれたのですから、その資質を産駒に余すところ無く遺伝できれば、多くの名馬が生まれることは必然でしょう。

相手繁殖には、粘りのあるスピード持続型に、スピード値が高い血が多少入っていた方が良さそうで、今の日本ではむしろそういう系統の繁殖が非常に多くて、ほとんど相手には困らない気がします。
ニジンスキー系、ボールドルーラー系、レッドゴッド系、ダンジグ系、リファール系、ネヴァーベント系、フォルティノ系など、相性の良さそうな系統は実に多いと思われますし、もちろん万能血統のノーザンテーストや、トニービンのように持続力+瞬発力を兼ね備えた血統の繁殖も配合相手として良いと思われます。
仕上がりは早い方で、馬場適性、距離適性を含めて、まさに春のクラシック仕様の種牡馬と言えるのではないでしょうか。

本馬の母系は、相手種牡馬次第で大きなレースを勝つ馬も輩出していますが、確率的には大きなことは言えず、血統的にもそれほど遺伝力が強い血に恵まれてはいません。
逆に言えば、母系に癖が無く、スピード・スタミナの血も適度に入っていてバランスが良いことなどから、そのまま素直に父ネオユニヴァースの血の良さが出る可能性も十分あると思います。
かなりの大物か、あるいはまったくダメか、そんな一か八かの雰囲気もちょっとある本馬ですね。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 村山明
2010リーディング 39 位、勝利数 25 勝,勝率 0.089 連帯率 0.156 管理代表馬 スリーオリオン
2009リーディング 65 位、勝利数 19 勝,勝率 0.069 連帯率 0.127 管理代表馬 ホッコーパドゥシャ
2008リーディング 198 位、勝利数 4 勝,勝率 0.073 連帯率 0.164 管理代表馬 スプリングサンテ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 157
胸囲(cm) 176
管囲(cm) 21.5
体重(kg) 456
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "顔は冷静そうに見えますが、手綱が緊張しているので、結構気性はきついのかもしれません。
首差しはすごく良くて、肩も良い筋肉が付いています。その角度からマイルの感じですね。
繋ぎの角度良く、クッションも良好です。
胴周りは、かなりトモ高の割には、背中が短めで、極端な背タレに見えないです。
ただ、背腰の筋肉は、まだまだこれからという感じです。
トモは、この時期としてはボリューム感があって、長さ、幅ともなかなか良いと思います。
芦毛で見づらいですが、大腿筋膜張筋、半腱半膜様筋、そして寛骨周りの大腿二頭筋がバランス良く発達していてバネが相当ありそうです。
飛節はしっかりとしていて力強いです。
歩様には欠点らしい欠点も無くかなり優秀です。
馬体サイズは、大きめの馬が活躍しているネオの牡馬らしいサイズだと思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは産駒傾向から高いと判断しました。
こういう繁殖は、早いデビューをする産駒の中からクラシックに駒を進めるケースは比較的多いですので、本馬も楽しみです。
血統的には、母系はなかなか底力のある血は多いですが、活性力という点ではやはりサンデー系の父ネオユニヴァースの血に頼るところが多そうです。父ネオユニヴァースは牡馬に大物を出していますから本馬も楽しみです。
馬体は、ネオ産駒の牡馬らしい雄大な好馬体で、繋ぎがなんともクッションが良いですね。
すごく魅力的で、一発の爆発力を感じます。
トレーナーは良いですし、価格もまずまず安めだと思います。お買い得でしょう。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 17:58| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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