2011年09月10日

63.フロアクラフト(リッチダンサー の2010)

【馬名】 フロアクラフト
【由来】 ダンス用語。フロアを上手く使い、他のカップルとの接触を避けるテクニックを指す。馬群をスムーズに抜け出してこられるように。母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿毛
【父】 フジキセキ
【母】 リッチダンサー (母父 Halling )
【生年月日】 2010年5月5日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1800 万円(一口価格 4.5 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2000 生まれ、本馬は 10 歳の時の産駒
【母の戦歴】 英国産,英入着
【母のレース引退時期】 不明 (レース引退年齢 不明 歳)
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【初仔の生年月日】 2005不明
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母リッチダンサーについては、データが少ないですが、初仔が5歳ですから遅くとも4歳で引退しており、戦歴から見てもそれほど疲労感を残して繁殖入りしたとは考えにくいですね。
実際、初仔が英愛2000ギニーで3着に入るなど活躍しており、二番仔も勝ち上がって2勝しており、本馬の一つ上の半兄ホーカーテンペストも早いデビューで好走していますので、繁殖ポテンシャルは高いと私は判断したいと思います。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
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【父】 フジキセキ
"【競走成績】
日で2〜3歳時に4戦4勝。94年最優秀2歳牡馬。朝日杯3歳S-G1(芝1600m)、弥生賞-G2(芝2000m)
【種牡馬成績】
95年より供用。カネヒキリ(ジャパンCダート-G12回、フェブラリーS-G1、川崎記念-JPN1、東京大賞典-JPN1、ジャパンダートダービー-JPN1、ダービーグランプリ-JPN1)、サンクラシーク(ドバイシーマクラシック-G1、ケープフィリーズギニー-G1、マジョルカS-G1、ウーラヴィントン2200-G1)、キンシャサノキセキ(高松宮記念-G12回)、ファイングレイン(高松宮記念-G1)"
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【母父】 Halling
"【競走成績】
英仏UAE12勝、エクリプスS-G1(2回)、ヨークインターナショナルS-G1(2回)、イスパーン賞-G1。

【種牡馬成績】
カヴァルリマン(パリ大賞典-G1)、コースタルパス(ヴィコンテッスヴィジェ賞-G2)

【母の父として】
ダルヴィナ(ロングアイランドH-G3)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ホーリングは、エクリプス賞−GI、英インターナショナルS−GIを共に2度制して欧州最優秀古馬(カルティエ賞)を受賞した名馬です。
スタミナ豊富なエタン系(シャーペンアップ系)種牡馬で、キャヴァルリーマン(パリ大賞典-G1),カトラスベイ(ガネー賞-G1)など、世界中に活躍馬を輩出しています。

母母父フェアリーキングは、サドラーズウェルズの全弟で、競争成績こそ1戦0勝と種牡馬になれるような成績ではなかったのですが、兄サドラーズウェルズの種牡馬としての成功を契機に種牡馬となり、仏リーディングサイアー、英愛2歳リーディングサイアー(3度)、仏2歳リーディングサイアーに輝き、種牡馬として大成功を収めました。
ノーザンダンサー系の中では、パワーとスタミナが卓越した系統で、これまで日本では直系としてはほとんど活躍馬を出せていませんでしたが、近年、兄サドラーズウェルズと同様で、BMSに入ったときには良い競争資質を遺伝し、スズカフェニックス、ロックドゥカンブなどの活躍馬を輩出しています。

父フジキセキは、昨年までの5年間のリーディングが、2位、5位、2位、7位、2位と、既に11年連続ベスト10入りしています。大半の良い繁殖をサンデー系の他の新種牡馬達に持って行かれている中で、この成績は特筆すべきでしょう。
血統は、その父がサンデーサイレンスで、ヘイルトゥリーズン系の中でも”スピード”、”闘争心”にあふれ”決め手”鋭い種牡馬で、その母父Le Fabuleuxは、セントサイモン系で、その母がブランドフォード系と典型的なスタミナ血統です。
祖母Marston's Millは、その父(フジキセキの母母父)がマンノウォー系のインリアリティで、3大始祖ゴドルフィン・アラビアンの数少ない末裔で、零細血統による血の活性化が期待できます。

いずれにしても、母系はタフな”スピード持続型”と”底力”のある血がたくさん入った血統構成になっていて、総じて、母系は”スピード”と”決め手”が不足していたところに父サンデーサイレンスから足りないものが補強され、フジキセキは種牡馬としてバランス良い血統構成になっています。数年前までは、牝馬の活躍の方が目立っていて、牡馬はカネヒキリなどどちらかと言えばダートにいくケースが多かったのですが、最近になって、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)、ファイングレイン(高松宮記念)、キンシャサノキセキ(高松宮記念)、ダノンシャンティ(NHKマイルC)など、芝のGI馬が多数誕生しています。この芝の成績が上がった背景には、牧場がフジキセキに合う繁殖がようやくわかってきたというのもあるように思います。
産駒は、牡馬の場合は、馬体が筋肉ムキムキだったり、繋ぎが立ち気味だったりすると大半がダートに向かう傾向がありますが、近年は薄手で無駄肉が少なく、伸びのある馬体の産駒は芝向きに出ることも割合多くなっています。もともと産駒は収縮がきつく、ストライドが伸びないタイプが多かったので、ピッチ走法でダートや短距離に向かうことが多かったのですが、最近は胴が少しゆるめで詰まっていないタイプの産駒の中から、芝の短−中距離で活躍する馬が出てくるようになりました。
個人的な見解ですが、芝で活躍する馬を探すなら、特に動画などで馬体の柔らかさをよくチェックすることが大事だと私は思います。

本馬は底力十分な母系ですが、血統構成としては欧州の重たい芝向きの血が多く、父フジキセキなので、一瞬パワーの方が卓越し、ダートかな?って感じになりがちですが、父フジキセキの牝馬は、牡馬の産駒にありがちな、ごつごつした感じは少なくて、サンデー系らしいやわらかさもあって芝での活躍馬も多いので、ここは馬体をよくチェックして”芝向き”の方を期待したいですね。距離はマイル前後辺りでしょうか。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 西園正都
2010リーディング 13 位、勝利数 35 勝,勝率 0.108 連帯率 0.211 管理代表馬 エーシンフォワード
2009リーディング 12 位、勝利数 35 勝,勝率 0.113 連帯率 0.223 管理代表馬 イコピコ
2008リーディング 14 位、勝利数 31 勝,勝率 0.094 連帯率 0.155 管理代表馬 マイネルレーニア

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156
胸囲(cm) 179
管囲(cm) 20.2
体重(kg) 446
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はしっかりとした感じで芯が強そうに見えます。
首は短めで、肩の角度から距離はマイル以下の感じです。
繋ぎの角度良く、クッションも良好です。
胴周りはしっかりしていて、トモ高の割に背中も垂れていなくて、背腰が強そうです。
トモは、丸みを帯びた良い形で、大腿筋膜張筋、半腱半膜様筋、そして寛骨周りの大腿二頭筋などが程よいボリュームで、これから幅が出てきそうな感じです。
飛節は、折りが浅く、まずまずしっかりしていて、歩様も欠点がほとんどありません。
馬体サイズはちょうどよく、想定外の活躍を予感させる好馬体です。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは、兄のデビューやその後の状況から高いと判定して良いと思います。
血統的には、スピードもありそうで、馬体も父フジキセキらしい筋肉質の好馬体です。
現状幼く見えますが、5月生まれなので、その辺はまったく気にしなくて良いでしょう。
トレーナーは良いですし、価格もまずまずだと思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 17:57| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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