2011年09月10日

56.ピュクシス(フサイチパンドラ の2010)

【馬名】 ピュクシス
【由来】 パンドラの箱という言葉の元となった古代ギリシャ・ローマ期に用いられた陶器の化粧道具入れ。 この箱に多くの輝かしい戦績を詰め込んで欲しいとの願いを込めて。母親より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 青毛
【父】 シンボリクリスエス
【母】 フサイチパンドラ (母父 サンデーサイレンス )
【生年月日】 2010年2月12日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 3000 万円(一口価格 7.5 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2003 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】 4勝,エリザベス女王杯(GI)、同2着、札幌記念(GII)、きんせんか賞、オークス(GI)2着、フラワーC(GIII)2着、秋華賞(GI)3着、阪神JF(GI)3着、ローズS(GIII)3着、ジャパンC(GI)5着、クイーンS(GIII)5着、エンプレス杯(GII)2着
【母のレース引退時期】 2007/11/25 (レース引退年齢 4 歳)
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【初仔の生年月日】 2009/2/20
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 4

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母フサイチパンドラは、重賞戦線で21戦とタフに走りました。
エリザベス女王杯に勝った牝馬は繁殖として成功しないというジンクスは、カワカミプリンセスの降着で栄冠を掴んだこの馬に適用されるのかどうかは微妙ですが、少なくとも引退レースのはずだった有馬記念を回避したのはこの馬にとって良かったと思います。
4歳時は、重賞レースばかり9レースですから相当疲労感を持って繁殖入りしたと思われ、4ヶ月の休養期間はギリギリ許容内とは言え、普通ならかなり微妙と評価しますが、これだけの馬ですからそれでもなお普通より高いと解釈した方が良いでしょう。
さらに今回は体質面に不安が少ないクリスエスとの配合ですので、それもプラスに働くでしょう。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Hail to Reason 12.50% 4 x 4
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【父】 シンボリクリスエス
"【競走成績】
日で2〜4歳時に15戦8勝。02年、03年年度代表馬。有馬記念-G1(芝2500m)2回
【種牡馬成績】
04年より供用。サクセスブロッケン(フェブラリーS-G1)、アリゼオ(毎日王冠-G2)、ストロングリターン(京王杯SC-G2)、サンカルロ(NZT-G2)"
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【母父】 サンデーサイレンス
"【競走成績】
米年度代表馬、米9勝、ケンタッキーダービー-G1。本邦チャンピオンサイアー。本邦BMSチャンピオン。

【母の父として】
アドマイヤムーン(ジャパンC-G1)、スクリーンヒーロー(ジャパンC-G1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、トールポピー(優駿牝馬-JPN1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父サンデーサイレンスは、スピード溢れるヘイロー系の大種牡馬で、遺伝力も血の活性力も相当強い種牡馬で、母父に入ってもその威力は衰えをしらず、2007年にリーディングブルードメアサイアーの座を獲得しています。BMSとしては柔らかくしなやかな筋肉と激しい気性を遺伝させると言われていますが、現状ではいずれの特徴も競争能力的にはプラスに働いている場合が多そうです。

母母父ヌレイエフは、ノーザンダンサー系で粘りと安定感のある産駒を出す種牡馬で、大種牡馬なので、あえて言わなくても良いとは思いますが、一応活躍馬には、ミエスク、ソヴィエトスター、スピニングワールド、シアトリカル、パントレセレブル、ジルザル、ストラヴィンスキー、ブラックホーク、ハートレイクなど活躍馬が多数います。本質はマイラーと言われますが、相手繁殖次第では、中距離の名馬も多数輩出しています。

母母母父バックパサーは、トムフール系の大種牡馬で、現役時代はマイルから3200メートルまで勝ち、32戦25勝を上げた名馬で、BMSとして、マルゼンスキー、ヤマニンスキー、エルグランセニョール、イージーゴーア、ウッドマン、ミスワキなど多くの種牡馬は輩出しました。その遺伝の特徴として、ステイヤー種牡馬にはスピードを、スピード種牡馬にはスタミナを、根性なしには気合いをという風に、底力を強化してくれる最良のBMSの1頭です。

母系は、セックスアピール系とも言える名牝系中の名牝系、底力満点です。

父シンボリクリスエスの産駒は、骨格が太くて、早い時期から前後躯のバランスが良くて、サラブレッドとして理想的な好馬体が多いのが特徴です。
また、父に似て無駄な筋肉が少なく、胸囲があって、心肺能力が高く、いかにもスピード持続力が高そうな産駒が多いですね。
馬体だけ見ると相当活躍しそうな産駒が多いのですが、成績を見てわかるとおり、見映えに対しては若干割引が必要です。
また、本格化する時機が若干遅めという評価が、牧場でも既に定着してきていますので、これからはその点を考えて、産駒を分析することが必要です。
産駒は馬体バランスの良さを活かすためにも、飛節や繋ぎがしっかりとしたバネのある柔らかいタイプを選びたいですね。
ちょっと勝ちみが遅いという点を考慮すると、やはり晩成血統の繁殖との産駒はオススメできませんし、牝馬についてもかなり吟味しないといけませんね。特に仕上がりに時間がかかりそうな立派すぎる馬体の牝馬は要注意です。
クリスエスの血統全体としては芝の中−長距離をベースにしたタフなスタミナ(スピード持続)型の血統と言えると思います。

本馬の母系はどちらかと言えばスピードと瞬発力に優れ、底力にあふれた血統構成で、クリスエスのスピード持続力や馬体の良さが活かせるベースであると思います。もちろんその母系の良さが出て、芝のマイルでやれそうならおもしろいでしょう。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 石坂正
2010リーディング 15 位、勝利数 34 勝,勝率 0.134 連帯率 0.213 管理代表馬 キングスエンブレム
2009リーディング 14 位、勝利数 34 勝,勝率 0.143 連帯率 0.228 管理代表馬 ヴァーミリアン
2008リーディング 12 位、勝利数 32 勝,勝率 0.145 連帯率 0.236 管理代表馬 ヴァーミリアン

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156
胸囲(cm) 180
管囲(cm) 20
体重(kg) 447
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔は黒鹿毛特有で、表情が読み取りにくいのですが、カタログから結構負けん気が強いようです。
首は短めですが、首差しは悪くないでしょう。
肩から胸前に大きな筋肉が載っています。角度はゆるめで中距離仕様という感じです。
繋ぎの角度良く、クッションもなかなか良いです。
胴周りはパンとして、背トモ高で胴のびが良い割にしっかりとしているのが背中を見ればわかります。
背腰に良い筋肉がついているのでしょう。
トモは、コンパクトですが、大腿筋膜張筋に張りがあって、幅にでそうなトモだと思います。
飛節はちょっと薄手で、後肢のアクションが不安定です。
歩様はそれ以外はまず良い感じです。
馬体サイズも、ちょうど良いでしょう。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pはもともとこれだけ活躍した馬ですので、繁殖入りの過程は普通ですがそれでも結構高いと思います。
血統的には、母は名牝系ですし、底力十分な母系の累代です。母父の良さが素直に出れば牝馬ですが、十分早期デビューして活躍できると思います。
馬体はかなり雄大で、その迫力は募集されたクリスエス産駒の牡牝全体の中でも最上級と言って良いと思います。
トレーナーは文句なしですし、価格は牝馬のクリスエスにして、このくらいでもしょうがないかなーっていうくらいの好馬体です。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 17:51| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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