2011年09月08日

48.ブロードソード(ブロードアピール の2010)

【馬名】 ブロードソード
【由来】 17世紀頃に誕生し、軍事用に使われた両刃の片手剣。 転じて馬群を叩き斬るような走りをイメージして。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 黒鹿毛
【父】 ダイワメジャー
【母】 ブロードアピール (母父 ブロードブラッシュ )
【生年月日】 2010年1月22日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 3600 万円(一口価格 9 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1994 生まれ、本馬は 16 歳の時の産駒
【母の戦歴】 12勝、ガーネットS−GIII、シリウスS−GIII、プロキオンS−GIII、かきつばた記念−GIII、根岸S−GIII、シルクロードS−GIII、JBC素ピリント−GI2着
【母のレース引退時期】 2002/3/23 (レース引退年齢 8 歳)
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【初仔の生年月日】 2003/3/18
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 1

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母ブロードアピールは、重賞戦線を36戦し、8歳まで走りました。
その後、ほとんど休養なしで種付けしているので、かなりの疲労感を残して繁殖入りしたのは間違いなく、その仔に母の持つ活力が十分に伝わる可能性は確率的には低いと思われます。
しかし、キャロットで募集されたカイゼリンが2勝するなど活躍馬を出す可能性を感じさせたのは素晴らしく、産駒がほとんど勝ち上がっている点なども含めて、本来はポテンシャルが相当高かったはずの繁殖なんだと改めて思いました。
こういう疲労感を残して繁殖入りした牝馬は、高齢になると急激にポテンシャルが落ちて、通常体質の弱い産駒が出る割合が増えるのが一般的で、ブロードアピールもかなり厳しい年齢になってきています。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Turn-to 9.38% 5 x 5 x 5
Hail to Reason 9.38% 4 x 5 "
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【父】 ダイワメジャー
"【競走成績】
日UAEで2〜6歳時に28戦9勝。06年、07年最優秀短距離馬。皐月賞-G1(芝2000m)、天皇賞秋-G1(芝2000m)、安田記念-G1(芝1600m)、マイルCS-G1(芝1600m)2回
【種牡馬成績】
08年より供用。ダローネガ(2歳新馬)、オメガホームラン(2歳新馬)"
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【母父】 ブロードブラッシュ
"【競走成績】
米で27戦14勝。サンタアニタH-GT、ウッドメモリアルS-GT、メドウランズBCH-GT、サバーバンH-GT、オハイオダービー-GU、ペンシルヴァニアダービー-GU、ジムビームS-GV、ジョンBキャンベルH-GV、トレントンH-GV、ケンタッキーダービー-GT3着、プリークネスS-GT3着
【種牡馬成績】
コンサーン(BCクラシック-GT、カルフォルニアンS-GT、アーカンソーダービー-GU、ニューオリンズH-GV、トラヴァーズS-GT2着、スーパーダービー-GT2着)、ファルダアミーガ(ケンタッキーオークス-GT、アラバマS-GT、BCディスタフ-GT2着)、インクルード(ピムリコスペシャルH-GT)、ポンペイ(パーソナルエンサインH-GT)、マングース(ドンH-GT、ガルフストリームパークH-GT2着)、ノボトゥルー(フェブラリーS-GT、根岸S-GV、とちぎマロニエC-GV2回、兵庫GT-GV、さきたま盃-GV)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ブロードブラッシュは、北米で27戦14勝、タフな中距離馬で、その父AckAckは、27戦19勝2着6回と短距離−中長距離まで走り、ほぼ完璧な競走成績。さらにさかのぼるとベルモントSを勝った15戦無敗のコリン、19戦18勝2着1回の名短距離馬ドミノ、そして28戦14勝のヒムヤーなど名馬がずらりと並んでいる。これらの強烈な個性の種牡馬の存在が傍系でありながら、今なお血が残っている由縁ですね。
ヒムヤーは受胎率の低い種牡馬であったために、末広がりの繁栄は見せませんでしたが、確実にその名馬の血を受け継ぎながら本馬の母父ブロードブラッシュにたどりついています。そしてブロードブラッシュが北米のリーディングサイアーに輝き、もうしばらくはその血が維持されそうです。

母母父ヴァリッドアピールは、マンノウォー系の種牡馬で、産駒のノウンファクトも種牡馬として成功しています。ヴァリッドアピールの母系の近親にはリアルシャダイがいて、母父は粘りが信条のアリバイ(ハイペリオン系)から続く血統です。ダート向きの短、中距離血統ですが、芝でもまずまずの成績をおさめています。仕上がりが早く、成長力のある血統で、長くその脚を持続します。この馬が母系に入ると体質が強化されます。

母母母父セクレタリアートは、”どこまで走ってもバテない”と言われた名馬で、スピード持続力に優れた典型的なボールドルーラー系種牡馬です。主系としては成功しませんでしたが、BMSとしては高い評価を得ました。母父としてストームキャット、エーピーインディ、サマースコール、ゴーンウエスト、セクレト、チーフズクラウン等がいて、傾向としては父ボールドルーラーのスピードよりも、母の父プリンスキロのスタミナを強く出す傾向にあった種牡馬です。

父ダイワメジャーは、新種牡馬ですので、未知数のところがありますが、産駒の馬体は筋肉質で、骨格もしっかりしており、タイプ的にはアグネスタキオン産駒に近い感じですね。
ただ、足もとは本馬の産駒の方がおそらく強いと思いますし、距離適性の幅も広いと思います。
ダイワメジャー自身は、皐月賞馬ではありますが、どちらかと言えば完成されたのは5歳頃、ただ兄妹の競争成績からすると、おそらく産駒は父より早熟と私は考えています。

本馬の母系は、非常にタフで、活性力の強い血が並び、しかも母系に入って力を発揮する血が豊富で、血統的には繁殖として非常に魅力的だと言えます。
父ダイワメジャーとの配合でスピードと決め手が強化され、さらに爆発力のありそうな血統構成と言えると思います。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 松田国英
2010リーディング 26 位、勝利数 29 勝,勝率 0.124 連帯率 0.24 管理代表馬 ダノンシャンティ
2009リーディング 27 位、勝利数 28 勝,勝率 0.112 連帯率 0.187 管理代表馬 モンテクリスエス
2008リーディング 12 位、勝利数 32 勝,勝率 0.129 連帯率 0.242 管理代表馬 ダイワスカーレット

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 153
胸囲(cm) 177
管囲(cm) 20.5
体重(kg) 478
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "気性はかなり良さそうで、この血統ですから逆にちょっと不安になりますね(笑)
首は短めですが、角度は良くて、マイルくらいなら問題ないでしょう。
肩を柔らかそうな筋肉が覆い、ボリュームもまずまずです。
繋ぎの角度良く、クッションも良好です。
ダイワメジャー産駒に多い繋ぎのタイプで、その中でもこれはなかなか良い方だと思います。
胴周りは、トモ高ということで、かなりの背タレで幼さを感じさせる馬体です。
トモはボリュームがあって、半腱半膜様筋も割れていてバネがありそうですし、これから幅も出てきそうな素養を感じます。
この母の産駒らしいトモだと思います。
飛節はゴリっとしてしっかりしていますし、後肢のアクションにも安定感があります。
歩様は、欠点らしい欠点を感じませんし、柔らかく、父ダイワメジャーの良さが良く出ています。
サイズは、ちょっと大きめですが、牡馬ですので、問題ないでしょう。
ダートではもったいない馬体だと個人的には思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは低くなってきているのは確かですが、もともとのポテンシャルは高いということを考えると、相手種牡馬との相性次第で突然の大物の登場もついつい期待してしまいます。
血統的には、個性的な血の累代で、活性力の高い血が並んでいるところが、この牝系の強さを表しているように思います。
父ダイワメジャーで一発も狙えるのではないでしょうか。
馬体も素晴らしい馬体で、特にトモを大きく見せるのが良いですね。芝でやれると思います。
トレーナーも素晴らしいですし、価格もこの馬体、血統ですし、牡馬ですのでまあまあだと思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 23:18| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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