2011年09月08日

45.トゥザレジェンド(トゥザヴィクトリー の2010)

【馬名】 トゥザレジェンド
【由来】 「伝説に向かって」の意。伝説の競走馬になって欲しいとの願いを込めて。母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 栗毛
【父】 キングカメハメハ
【母】 トゥザヴィクトリー (母父 サンデーサイレンス )
【生年月日】 2010年4月5日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 4000 万円(一口価格 10 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1996 生まれ、本馬は 14 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "最優秀古牝馬,6勝,エリザベス女王杯-JPN1,
同4着,阪神牝馬特別-JPN2,クイーンS-JPN3,府中牝馬S-JPN3,
つばき賞,オークス-JPN12着,マーメイドS-JPN32着,桜花賞
-JPN13着,有馬記念-JPN13着,フェブラリーS-JPN13着,同4
着,アネモネS-OP3着,ローズS-JPN24着,エプソムC-JPN35
着,UAE入着,ドバイワールドC-G12着"
【母のレース引退時期】 2002/3/23 (レース引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】 2003/4/30
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 1

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母トゥザヴィクトリーは、現役時代本当によく走った名牝中の名牝で私の好きな牝馬の1頭です。ドバイワールドカップでの2着は、これまで同レースに出走した牝馬の最高着順です。これだけよく走ったのですから、本来は、この馬をゆっくり休ませて繁殖入りさせてあげれば、良い仔を出していたと思いますが、2度目のドバイワールドCに出走し、11着のあと、翌月に種付けするという無茶なことをしています。
重賞戦線で19戦走ったこと、引退が6歳であったことはまだ良いとして、この繁殖入り過程は、疲労感一杯で子供をお腹に授かったということであり、母馬の母体にもかなりの無理がかかっています。

ということで、ここでは昨年同様トゥザヴィクトリーの繁殖ポテンシャルを低く評価することとします。
それはトゥザグローリーの活躍をもってしてもなお、この繁殖の産駒成績としては物足りないという私の個人的な評価からきているものです。
きちんと休ませて繁殖入りさせていれば、産駒成績もこんなもんじゃないという思いからです。
まあ、それだけ応援する気持ちも強いので、もちろん価格次第では、私も繁殖Pを無視して出資しちゃうかもしれませんがね。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Nureyev 18.75% 4 x 3
Northern Dancer 12.50% 5 x 5 x 4 "
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【父】 キングカメハメハ
"【競走成績】
日で2〜3歳時に8戦7勝。04年最優秀3歳牡馬。ダービー-G1(芝2400m)、NHKマイルC-G1(芝1600m)、神戸新聞杯-G2(芝2000m)、毎日杯-G3(芝2000m)
【種牡馬成績】
05年より供用。08、09年2歳リーディングサイアー。10年総合リーディングサイアー。ローズキングダム(ジャパンC-G1、朝日杯フューチュリティS-JPN1)、アパパネ(桜花賞-G1、オークス-G1、秋華賞-G1、ヴィクトリアマイル-G1、阪神ジュベナイルF-JPN1)、ルーラーシップ(日経新春杯-G2、金鯱賞-G2)、トゥザグローリー(日経賞-G2、京都記念-G2、中日新聞杯-G3)"
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【母父】 サンデーサイレンス
"【競走成績】
米年度代表馬、米9勝、ケンタッキーダービー-G1。本邦チャンピオンサイアー。本邦BMSチャンピオン。

【母の父として】
アドマイヤムーン(ジャパンC-G1)、スクリーンヒーロー(ジャパンC-G1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、トールポピー(優駿牝馬-JPN1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父サンデーサイレンスは、スピード溢れるヘイロー系の大種牡馬で、遺伝力も血の活性力も相当強い種牡馬で、母父に入ってもその威力は衰えをしらず、2007年にリーディングブルードメアサイアーの座を獲得しています。BMSとしては柔らかくしなやかな筋肉と激しい気性を遺伝させると言われていますが、現状ではいずれの特徴も競争能力的にはプラスに働いている場合が多そうです。

母母父ヌレイエフは、ノーザンダンサー系で粘りと安定感のある産駒を出す種牡馬で、大種牡馬なので、あえて言わなくても良いとは思いますが、一応活躍馬には、ミエスク、ソヴィエトスター、スピニングワールド、シアトリカル、パントレセレブル、ジルザル、ストラヴィンスキー、ブラックホーク、ハートレイクなど活躍馬が多数います。
本質はマイラーと言われますが、相手繁殖次第では、中距離の名馬も多数輩出しています。

母母母父シャーペンアップは、エタン−ネイティヴダンサーと続く、いわゆるネイティヴダンサー系種牡馬ですから、闘争心とパワーに良さがある血統のはずですが、特にパワーが卓越した印象はなく、エタン−シャーペンアップとスプリンター資質で、さらにシャーペンアップ系種牡馬の産駒は、短距離にももちろん良さがあるものの、比較的万能型の脚質が多いと言われます。日本では長く活躍馬を出してこなかった血統ですが、最近はネオユニヴァース(母父Krisがシャーペンアップの直仔)の活躍などで、ちょっと見直されてきています。

母トゥザヴィクトリーの兄弟には種牡馬サイレントディールがおり、遡ると曾祖母ドリームディール(米4勝、モンマスオークスGIなど)から枝葉を広げている血統で、バックボーンは申し分ありません。

父キングカメハメハは、種牡馬デビューから2年連続2歳リーディングサイアーに輝き、そして昨年はついにリーディングサイアーとなりました。その仕上がりの早さ、そして安定感は、母父サンデーに支えられている面は多少ありながらもなかなか素晴らしい成績と言えます。今年もリーディングを独走してはいますが・・・ 
2歳リーディングに限って言えば、昨年はディープインパクトに遅れをとり、結果的に3位、今年は7月現在でダイワメジャーが首位ですが、なんと20位以内にも入っていない状態は少し凋落気味か?

産駒は、当初はマイラーっぽい馬体で、距離に限界があると言われていましたが、ダービーでローズキングダムが2着に入り、オークスでアパパネが勝利し、それは杞憂に終わった感じです。むしろ、古馬になってから距離を伸ばす産駒もいるなど随所にその父キングマンボの産駒適性との似た印象になってきました。
血統構成は、父がミスプロ系キングマンボでスピード値は高め、母父ラストタイクーンの産駒は、高速馬場を得意とし、長く良い脚を使うタイプが多く、母母父の異系の血トウルビオン系Blakeneyに、スタミナと粘りのあるニジンスキー系グリーンダンサーが母母母父という累代です。
この辺の血のバランスがNHKマイルとダービーの変速2冠を成し遂げたバックボーンになっていると感じます。
すなわちスタミナ(スピード持続力)の血をベースに、優れたスピードの血が1本(ミスプロ系)入り、さらに異系、零細の血によって血統全体が活性化されている感じですね。
産駒は、1歳時には総じて馬体バランスがあまりよくない印象ですが、成長と共にバランスがとれてくるので、骨量さえしっかりあれば、あまり前後の骨格のバランスは気にする必要はないのかもしれません。
一方で、トモのボリューム感や立体感(特に幅)、そして飛節や繋ぎなどの足もとは、特に重点的にチェックしなければならないと言えます。

本馬は、母系の底流にスタミナ血統を抱えてはいるものの、総じてスピード優先の血統構成で、ヌレイエフの3×4も考えると、マイルを主戦場に活躍してくれそうです。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 池江泰寿
2010リーディング 4 位、勝利数 42 勝,勝率 0.158 連帯率 0.263 管理代表馬 トーセンジョーダン
2009リーディング 6 位、勝利数 40 勝,勝率 0.156 連帯率 0.272 管理代表馬 ドリームジャーニー
2008リーディング 1 位、勝利数 51 勝,勝率 0.175 連帯率 0.285 管理代表馬 ドリームジャーニー

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156.5
胸囲(cm) 184
管囲(cm) 20
体重(kg) 449
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔は穏やかで、父の産駒らしい気性に見えます。
首差しは良く、肩の筋肉の角度からマイルくらいまでという感じに見えます。
繋ぎの角度は良く、クッションはやや硬めですが、短めなので問題ないと思います。
足もとがすごく良く乾燥していて、足もとの故障は少なそうです。
胴周りはかなり幼く、背タレがきついです。
背腰もまだまだ筋肉がついていない感じです。
トモは形良く、丸みがあって、これから幅に出てきそうな素養を感じます。
飛節は薄手ですが、後肢のアクションを見てみると結構しっかりしています。
トモ高の影響で若干踏み込みが浅めに見えますが、成長と共に問題なくなると思います。
サイズはちょうど良くて、管囲も問題ないと思います。
馬体全体のオーラは、さすがに良血馬ですね。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pには不安がある繁殖だと個人的に評価をしています。これまで走った5頭の産駒のうち2頭が不出走ですし、本馬も体質面でのチェックが必要と思っています。
血統的には、申し分なく、トゥザグローリーの全妹ですし、当然期待感があります。
牝馬ですので、兄よりは少し距離短めの馬体の方が良さそうで、実際にもそういう馬体に出たと思います。
馬体自体、まだまだ幼い感じですが、随所に良血馬らしい素養を感じます。
トレーナーも良いですね。
価格は、トゥザグローリーの全妹という良血ではありますが、私は少し高いかな−って思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 23:15| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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