2011年09月08日

44.ディアデラマドレ(ディアデラノビア の2010)

【馬名】 ディアデラマドレ
【由来】 スペイン語圏での祝日「母の日」の意。本馬の祖母の出身国であるアルゼンチンでは10月の第3日曜日が該当する。母名より連想。(西語)
【性別】 牝
【毛色】 鹿毛
【父】 キングカメハメハ
【母】 ディアデラノビア (母父 サンデーサイレンス )
【生年月日】 2010年2月22日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 3200 万円(一口価格 8 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2002 生まれ、本馬は 8 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "5勝,フローラS-JPN2,京都牝馬S-G3,同
-JPN35着,愛知杯-G3,白梅賞,中山牝馬S-JPN32着,オークス
-JPN13着,ヴィクトリアマイル-JPN13着,エリザベス女王杯
-JPN13着,同-G14着,阪神牝馬S-G23着,マイラーズC-G23
着,オールカマー-JPN23着,府中牝馬S-JPN33着,同-G34着,
フィリーズレビュー-JPN24着"
【母のレース引退時期】 2008/2/9 (レース引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】 2010/2/22
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 1

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母ディアデラノビアは、デビュー3戦目から23戦連続重賞レースで使われ、しかも繁殖入り直前まで走って、わずか1ヶ月で繁殖入り。
これは相当な疲労感を背負って繁殖入りしたと判断せざるを得ないですね。
ただし、初仔のディアデラバンデラが早期デビューしているという点を踏まえると、それでもなお体質的には強いものを持っている可能性はありますし、まだ繁殖適期内という点もありますので、減点は最小限にしてみました。
いずれにしても本馬の体質面のチェックは欠かせませんね。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Raise a Native 9.38% 4 x 5
Northern Dancer 6.25% 5 x 5 "
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【父】 キングカメハメハ
"【競走成績】
日で2〜3歳時に8戦7勝。04年最優秀3歳牡馬。ダービー-G1(芝2400m)、NHKマイルC-G1(芝1600m)、神戸新聞杯-G2(芝2000m)、毎日杯-G3(芝2000m)
【種牡馬成績】
05年より供用。08、09年2歳リーディングサイアー。10年総合リーディングサイアー。ローズキングダム(ジャパンC-G1、朝日杯フューチュリティS-JPN1)、アパパネ(桜花賞-G1、オークス-G1、秋華賞-G1、ヴィクトリアマイル-G1、阪神ジュベナイルF-JPN1)、ルーラーシップ(日経新春杯-G2、金鯱賞-G2)、トゥザグローリー(日経賞-G2、京都記念-G2、中日新聞杯-G3)"
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【母父】 サンデーサイレンス
"【競走成績】
米年度代表馬、米9勝、ケンタッキーダービー-G1。本邦チャンピオンサイアー。本邦BMSチャンピオン。

【母の父として】
アドマイヤムーン(ジャパンC-G1)、スクリーンヒーロー(ジャパンC-G1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、トールポピー(優駿牝馬-JPN1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母父サンデーサイレンスは、スピード溢れるヘイロー系の大種牡馬で、遺伝力も血の活性力も相当強い種牡馬で、母父に入ってもその威力は衰えをしらず、2007年にリーディングブルードメアサイアーの座を獲得しています。BMSとしては柔らかくしなやかな筋肉と激しい気性を遺伝させると言われていますが、現状ではいずれの特徴も競争能力的にはプラスに働いている場合が多そうです。

母母父ポトリリャゾは、ナスルーラ系ナシュアの直系という珍しい血統です。ナシュアは、ナスルーラ系の大種牡馬で、ご存じのとおりロベルトやミスタープロスペクターの母父という優秀なBMSです。現役時代の戦歴も30戦22勝と20世紀の名馬に数えられ、ライバルである名馬スワップスとの死闘は有名です。
ナスルーラ系特有の高いスピード持続力を持った種牡馬で、産駒にもそれらの良い競争資質を遺伝します。

母母母父バナースポートは、良い資質を遺伝するレイズアネイティブ系の種牡馬で、現役時代の活躍は大したことはありませんが、近親に活躍馬が多数いるいわゆる良血ということで種牡馬となった感じです。

祖母ポトリザリスは、アルゼンチンの年度代表馬にもなった名牝で、兄弟には重賞馬、種牡馬など活躍馬多数。

父キングカメハメハは、種牡馬デビューから2年連続2歳リーディングサイアーに輝き、そして昨年はついにリーディングサイアーとなりました。その仕上がりの早さ、そして安定感は、母父サンデーに支えられている面は多少ありながらもなかなか素晴らしい成績と言えます。今年もリーディングを独走してはいますが・・・ 
2歳リーディングに限って言えば、昨年はディープインパクトに遅れをとり、結果的に3位、今年は7月現在でダイワメジャーが首位ですが、なんと20位以内にも入っていない状態は少し凋落気味か?

産駒は、当初はマイラーっぽい馬体で、距離に限界があると言われていましたが、ダービーでローズキングダムが2着に入り、オークスでアパパネが勝利し、それは杞憂に終わった感じです。むしろ、古馬になってから距離を伸ばす産駒もいるなど随所にその父キングマンボの産駒適性との似た印象になってきました。
血統構成は、父がミスプロ系キングマンボでスピード値は高め、母父ラストタイクーンの産駒は、高速馬場を得意とし、長く良い脚を使うタイプが多く、母母父の異系の血トウルビオン系Blakeneyに、スタミナと粘りのあるニジンスキー系グリーンダンサーが母母母父という累代です。
この辺の血のバランスがNHKマイルとダービーの変速2冠を成し遂げたバックボーンになっていると感じます。
すなわちスタミナ(スピード持続力)の血をベースに、優れたスピードの血が1本(ミスプロ系)入り、さらに異系、零細の血によって血統全体が活性化されている感じですね。
産駒は、1歳時には総じて馬体バランスがあまりよくない印象ですが、成長と共にバランスがとれてくるので、骨量さえしっかりあれば、あまり前後の骨格のバランスは気にする必要はないのかもしれません。
一方で、トモのボリューム感や立体感(特に幅)、そして飛節や繋ぎなどの足もとは、特に重点的にチェックしなければならないと言えます。

父キングカメハメハは、母ディアデラノビアの瞬発力(決め手)不足を補うにはもってこいの相手で、一発が大いに期待できる血統構成であると思います。ここが代表産駒になるようなら血統的にかなりおもしろいと思います。
芝のマイル−中距離というステージにあった馬体ならベストでしょう。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 角居勝彦
2010リーディング 3 位、勝利数 47 勝,勝率 0.143 連帯率 0.252 管理代表馬 ヴィクトワールピサ
2009リーディング 3 位、勝利数 45 勝,勝率 0.158 連帯率 0.261 管理代表馬 ウオッカ
2008リーディング 3 位、勝利数 44 勝,勝率 0.17 連帯率 0.286 管理代表馬 ウオッカ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 153
胸囲(cm) 172
管囲(cm) 20
体重(kg) 422
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母の産駒にしては、顔が冷静そうです。聡明な感じがしますね。
首差しは良くて、肩の盛り上がった筋肉が立派です。
胸前も深くパワーがありそうです。
繋ぎの角度は非常に良くて、クッションも良好です。
胴周りはかなりのトモ高にも関わらず、背中がパンとして、背腰がしっかりしている馬だと思います。
トモは、長さも幅もあって、これからさらにボリュームが出てきそうな素養が感じられます。
ほれぼれするような良いトモです。
飛節もしっかりしていて、歩様も安定していて欠点がありません。
馬体のサイズは、牝馬なので、こんなものでしょう。440キロにはなると思いますので、いわゆる母の走ったサイズです。
体質面さえ問題が出なければ母の代表産駒になるかもしれません。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pには若干不安があります。ディアデラノビアはもともとタフな牝馬ではありますが、かなりの疲労感を残して繁殖入りした可能性が十分あるからです。
ただ、血統的には、母の弱点を父が補完し、さらにスピードなどもともと良いところは強化している感じで、すごくマッチしていて、体質的に丈夫でさえあれば走ると思います。
馬体的には、かなりの好馬体で、文句のつけようがありません。
この母の良いところが随所に見られます。
トレーナーは母を管理した角居さんですし、価格はまずまず安めだと思います。
とにかく唯一の不安は体質面だけなのですが、半姉も一つ走ってそんなにダメージを受けていないようですので、もしかすると杞憂に終わるかもしれません。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 23:14| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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