2011年09月08日

41.バリローチェ(ポトリザリス の2010)

【馬名】 バリローチェ
【由来】 アルゼンチン中西部 リオ・ネグロ州南西部の都市名。 母の生産国より連想。(西語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿毛
【父】 ディープインパクト
【母】 ポトリザリス (母父 ポトリリャゾ )
【生年月日】 2010年2月5日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 3600 万円(一口価格 9 万円)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
[募集馬診断レポート]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1995 生まれ、本馬は 15 歳の時の産駒
【母の戦歴】 アルゼンチン4勝、亜年度代表馬、亜3歳牝馬チャンピオン、亜ダービー−GI、亜オークス−GI
【母のレース引退時期】 不明 (レース引退年齢 不明 歳)
−−−−−−−−−−
【初仔の生年月日】 2002/1/28
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母ポトリザリスは、競走成績を見てもわかるとおり、相当な名牝です。
初仔のディアデラノビアの成績を見ても繁殖ポテンシャルが高いのは立証済みです。
ただ、繁殖適期を過ぎて、それでなくても産駒の成績から繁殖前期型という感じで、この後活躍馬が出る確率は当然低くなります。
これまでの産駒傾向から、日本の芝には適正が高く、アルゼンチンの高速馬場で活躍した母の血が生きているように感じます。
一方で、脚元に不安を抱えるケースが多く、あまり大きな馬体をした産駒は、その点が不安材料となります。
今回は特に父ディープインパクトということですし、馬体はそれほど大きくない可能性が高いですし、その方が良い結果が期待できるかもしれません。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2.血統診断
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
−−−−−−−−−−
【父】 ディープインパクト
"【競走成績】
日仏で2〜4歳時に14戦12勝。05、06年年度代表馬。七冠
【種牡馬成績】
07年より供用。10年2歳リーディングサイアー。10年ファーストシーズンリーディングサイアー。リアルインパクト(安田記念-G1)、マルセリーナ(桜花賞-G1)"
−−−−−−−−−−
【母父】 ポトリリャゾ
"【競走成績】
亜で12戦5勝。95年亜年度代表馬。亜ダービー-GT、ゴールドC大賞-GT、ミゲル・F・マルティネス大佐賞-GU、エドワルドキャセイ賞-GU

【種牡馬成績】
セイミ(アルゼンチン共和国賞-GT、CEクラシック-GT、ドバイWC-GT2着)、ポトリディー(ヴァニティH-GT、ラスエストレラスドポトランカス賞-GT、ホルヘアチュチャ賞-GT)、ポトリドゥーン(アルゼンチン共和国賞-GT)、ポトリロード(ブラジル大賞-GT)、ポトリウィッシュ(5月25日大賞-GT)、ポトリペ(カルロスペリグリーニ大賞-GT)"
−−−−−−−−−−
◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ポトリリャゾは、ナスルーラ系ナシュアの直系という珍しい血統です。ナシュアは、ナスルーラ系の大種牡馬で、ご存じのとおりロベルトやミスタープロスペクターの母父という優秀なBMSです。現役時代の戦歴も30戦22勝と20世紀の名馬に数えられ、ライバルである名馬スワップスとの死闘は有名です。
ナスルーラ系特有の高いスピード持続力を持った種牡馬で、産駒にもそれらの良い競争資質を遺伝します。

母母父バナースポートは、良い資質を遺伝するレイズアネイティブ系の種牡馬で、現役時代の活躍は大したことはありませんが、近親に活躍馬が多数いるいわゆる良血ということで種牡馬となった感じです。

父ディープインパクトは日本の三冠馬です。
サンデーサイレンス産駒は、現役時代に活躍した馬が名種牡馬になる確率が高いのが一つの特徴ですので本馬の活躍も大いに期待できます。
ディープインパクトの血統構成ですが、父サンデーサイレンスは、スピードのみならず、闘争心を決め手や粘りにかえた、聡明かつ野性的な馬であり、かなりの優性遺伝力をもった名馬であることは疑いようがありません。
一方、母系ですが、分析すると非常に重厚なスタミナ血統で母父アルザオは、タフなスピード持続系であるリファール系の種牡馬、母母父バステッドBustedは、キングジョージY&QES−GI、エクリプス賞−GIなど中−長距離を中心に活躍し、英年度代表馬になった名馬で、スタミナ豊富なブランドフォード系、母母母父クィーンフッサーQueen's Hussarは、フェアウェイ系の種牡馬で、フェアウェイの4×4×4のクロス、フェアトライアルの3×3の強いクロスをもっていて、キングジョージなどGI7勝の稀代の名馬ブリガディアジェラードBrigadier Gerardの父として有名、母母母母父ボーリアリスは、コロネーションC−GI、英セントレジャー−GI2着など19戦7勝と活躍しましたが、スタミナ豊富なテディ系の長距離馬です。
母系のボトムラインは、これでもかというくらいのスタミナベースで、そこにサンデーサイレンスは、やはり走るパターンと言って良いでしょう。
もうひとつ、この種牡馬の産駒を評価する時、忘れてはいけないことがあります。
それは、ディープインパクトは、その兄弟が馬体が比較的大きく、それゆえ脚元の故障で能力を最大限発揮できないまま競走生活を終えたのに対して、馬体が小さかったことが幸いし、蹄に持病を抱えていたにも関わらず、それ以外の致命的な故障を引き起こさなかった可能性が高いと言えます。これは多くの関係者も、そのように考察しています。
つまり産駒が大きい馬体に出た場合には、そのバネの強さから脚元の不安が常につきまとう可能性もあるということで、その点、馬体のチェックは欠かせません。

本馬の母父ポトリリャゾをはじめ、母系を溯ると、スタミナ中心の傍系血脈が多く含まれております。
半姉のディアデラノビアを見てもわかるとおり、スピード値も比較的高く、スピード持続力は特に素晴らしいものがありますが、若干決め手に欠けるきらいがありそうで、マゼランのようにタフさを活かして長い距離で良さを活かせればまだ良いのですが、そうでなければ平凡なスピードとその持続力だけの競走馬になってしまうことになります。
本馬は父ディープインパクトとの配合で、スピード値や決め手が補強された感じですが、芝のマイル前後で走れそうな馬体に出た方が後々良さそうです。"
−−−−−−−−−−
※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3.厩舎診断
【調教師】 角居勝彦
2010リーディング 3 位、勝利数 47 勝,勝率 0.143 連帯率 0.252 管理代表馬 ヴィクトワールピサ
2009リーディング 3 位、勝利数 45 勝,勝率 0.158 連帯率 0.261 管理代表馬 ウオッカ
2008リーディング 3 位、勝利数 44 勝,勝率 0.17 連帯率 0.286 管理代表馬 ウオッカ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 152
胸囲(cm) 181.5
管囲(cm) 20
体重(kg) 417
−−−−−−−−−−
(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
−−−−−−−−−−
◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔などからかなり気性はきついと推察されます。
首差しは素晴らしく、肩から胸前にかけて柔らかそうな筋肉がついています。
繋ぎは気持ち立ち気味ですが、クッションも良くて問題ないと思います。
胴周りはトモ高なのもあって、少し背垂れ気味ですが、背腰を見るとしっかりしていて、あまりそれを感じさせません。
トモは、長さ、幅ともまずまず良い感じで、ボリューム感こそもうひとつですが、寛骨周りに太い筋肉が盛り上がり、半腱半膜様筋も割れていて、現状では十分だと思います。
飛節はしっかりした感じで、歩様も安定しています。
馬体サイズはいさめですが、牝馬ですし、ディープ産駒ということでこのサイズでも減点しません。
久々にこの母の産駒らしい柔らかみがあってバネもありそうな馬体だと思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pはもともとは高いと思いますが、繁殖適期をはずれ、今後は確率が落ちていくと思います。
血統的に、母系は活力十分で、今回は父ディープということでディアデラノビアクラスの活躍を期待したいところです。
馬体は、かなりの良い出来だと思います。ディアデラノビア以来かもしれません。
サイズもディープならこのくらいでも良いでしょう。期待大ですね。
トレーナーはおなじみで、文句ないですね。
ただ、価格は母の年齢を考えると、ちょっと高いかなー。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
【関連する記事】
posted by 楽天馬 at 23:11| 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。