2011年09月08日

36.カドリーユ(ダンスザクラシックス の2010)

【馬名】 カドリーユ
【由来】 18〜19世紀にフランスを中心に流行した舞曲。 母名より連想。(仏語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿毛
【父】 ダラカニ
【母】 ダンスザクラシックス (母父 サドラーズウェルズ )
【生年月日】 2010年4月1日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2400 万円(一口価格 6 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2004 生まれ、本馬は 6 歳の時の産駒
【母の戦歴】 英1勝
【母のレース引退時期】 不明 (レース引退年齢 不明 歳)
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【初仔の生年月日】 1905/7/1
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母ダンスザクラシックスは、初仔を5歳で産んでいますから、遅くても4歳には引退した競走馬です。
まだ産駒がデビューしていませんので、なんとも言えませんが成績から見てもそれほど使い込まれた馬ではないと推察され、年齢的にも繁殖適期ですので、ここでは一応繁殖ポテンシャルは高めと想定しておきたいと思います。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
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【父】 ダラカニ
"【競走成績】
仏愛で2〜3歳時に9戦8勝。03年欧州年度代表馬、03年欧州最優秀3歳牡馬。凱旋門賞-G1(芝2400m)、仏ダービー-G1(芝2400m)、リュパン賞-G1(芝2100m)、クリテリウムアンテルナシオナル-G1( 芝1600m)、ニエル賞-G2( 芝2400m)、グレフュール賞-G2( 芝2100m)、シェーヌ賞-G3(芝1600m)、愛ダービー-G12着
【種牡馬成績】
04年より供用。コンデュイット(BCターフ-G12回、Kジョージ六世&QエリザベスS-G1、英セントレジャー-G1)、ムーンストーン(愛オークス-G1、英オークス-G12着)、リライアブルマン(仏ダービー-G1、ジョッキークラブ賞-G1)、チャイニーズホワイト(プリティポリーS-G1)、ダンカン(フォワ賞-G2、ヨークシャーC-G2)、デモクレイト(オカール賞-G2)、センテニアル(グレートヴォルティジュールS-G2)、バリナヤ(愛1000ギニートライアル-G3)"
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【母父】 サドラーズウェルズ
"【競走成績】
英6勝、愛2000ギニー-G1、エクリプスS-G1。英愛仏リーディングサイアー。英愛リーディングBMS。
【母の父として】
エルコンドルパサー(ジャパンC-G1、サンクルー大賞-G1)、フサイチコンコルド(ダービー-G1)、シーザリオ(オークス-G1、アメリカンオークス-G1)、アンライバルド(皐月賞-JPN1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父サドラーズウェルズは、英愛仏で17度もチャンピオンサイアーに輝いた大種牡馬です。産駒の傾向としては抜群のスタミナを持つステイヤーが多いのが特徴です。丈夫でタフですが、瞬発力は若干欠ける面があり、マイル〜短距離やダートの活躍馬はあまり多くありません。母系に入って、スタミナや底力を遺伝します。
アメリカ競馬や日本競馬においては産駒があまり成功しておらず、日本ではステイヤーズステークスに勝ったサージュウェルズが唯一の重賞ウィナーです。
理由としては欧州特有の深い芝を得意とするスタミナ型の馬のため、アメリカ特有のスピードのいるダートや日本の固い芝で展開されるスピード競馬には向かないという論説が根強く唱えられています。
ただしこれは同馬に限らず、ラムタラなど欧州のクラシックディスタンス型の種牡馬全般に指摘されている事を考慮する必要がああります。
というわけで日本国内で活躍した産駒はほとんどいないが近年はブルードメアサイアー(母父)としての活躍が目立つようになり、とりわけ豊富なスタミナや頑健さなどの底力を孫世代に及ぼす母父として再評価を集めています。
代表的なところではエルコンドルパサー(NHKマイルカップ、ジャパンカップ、サンクルー大賞、凱旋門賞2着)やフサイチコンコルド(東京優駿(日本ダービー))、シーザリオ(優駿牝馬(オークス)、アメリカンオークスインビテーショナルステークス)、ヘヴンリーロマンス(天皇賞(秋))等、多数の名馬を母父として送り出しています。

母母父レインボウクエストは、名BMSブラッシンググルームの数少ない直系の後継種牡馬です。
凱旋門賞では2着入線が1着馬の進路妨害で繰り上げ勝利とちょっとけちがつきましたが、産駒のソーマレズが凱旋門賞に勝ったように血統としてはクラシックディスタンス向きと言えます。
血統表を見るとレインボウクエストの母父エルバジェのスタミナが良く出ている種牡馬と言えそうです。

母母母父ダンシングブレーヴは、1980年代の欧州最強馬と言われる名馬で、英2000ギニー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス、凱旋門賞などを勝っています。
種牡馬としても、コマンダーインチーフ、ホワイトマズル、キングヘイローといった後継種牡馬を輩出しました。ノーザンダンサー系の中でも日本ではあまり多くないリファール系という事もあり、その血脈は現在でも注目を集めています。
また、ダンシングブレーヴは、BMSとしてもスイープトウショウやメイショウサムソンを出しています。
ダンシングブレーヴの父リファールの産駒は、スピード持続力とタフさのある血統で一瞬の切れにはちょっと劣る印象です。
母系はトムフール、Bulll Leaといったスタミナ型の血との配合となっていて、総じてタフなスピード持続系と言えると思います。

父ダラカニは、半兄が1999年にワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップの初代王者に輝き、さらにカルティエ賞年度代表馬、最優秀古馬、エクリプス賞最優秀芝牡馬と合計4つのタイトルを獲得したデイラミです。
ダラカニ自身も優秀な競走成績を残し、主な勝ち鞍は、ジャッケウルブ賞(GI)、凱旋門賞(GI)、リュパン賞(GI)、クリテリウムインターナショナル(GI)、現役時代は9戦8勝、唯一の敗戦はアイリッシュダービーの2着となっています。
種牡馬入り後は、初年度産駒からBCターフ、キングジョージ6世&クィーンエリザベスSを制したコンデュイット、アリッシュオークスを制したムーンストーンらを輩出し、成功を収めています。
血統的に、ダラカニの父ダルシャーンは、ネヴァーベンド−ミルリーフ系の種牡馬で高速の馬場に強い血統、種牡馬としてこのダラカニのほか、コタシャーン(BCターフ)、マークオブエスティーム(英2000ギニー、クィーンエリザベス2世S)など多くの活躍馬を輩出し、ミルリーフ系の中では最も勢いのある系統だと言えます。
母父は、日本では優秀なBMSと評価されているミスプロ系のミスワキです。
ミスワキは、種牡馬として欧州では凱旋門賞馬アーバンシーやイタリアの名馬ミシル、アメリカではエクリプス賞年度代表馬ブラックタイアフェアーを輩出し、日本でもジャパンC優勝馬マーベラスクラウンを輩出しました。産駒は、ミスプロ系としては珍しく、芝の中長距離を中心に活躍馬を輩出しています。また、BMSとしても相当優秀で、デイラミ、ガリレオ、サイレンススズカ、そしてこのダラカニなど多くの活躍馬の母父になり、2001年の英愛リーディングブルードメアサイアーにもなっています。

本馬は血統的には、典型的な欧州血統と言えますが、良い競走資質を遺伝する種牡馬が多く、底力は十分です。
後は日本競馬との適性ということになりますが、その点はダラカニの資質に期待するところが大きいと思います。
個人的には、ダラカニの父ダルシャーンと母父ミスワキという血統構成は、ご紹介したとおり、日本でも種牡馬として十分活躍できそうな血統構成のような気が私はしていますが、果たしてどうでしょうか。距離適性は、中距離からクラシックディスタンスという感じで、馬体の作りは母系が強く出ると馬格があるパワー型の馬体になりそうで、そうなると牝馬ですから逆にマイナスという気がします。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 奥平雅士
2010リーディング 72 位、勝利数 19 勝,勝率 0.074 連帯率 0.14 管理代表馬 アルティマトゥーレ
2009リーディング 35 位、勝利数 25 勝,勝率 0.094 連帯率 0.17 管理代表馬 アルティマトゥーレ
2008リーディング 30 位、勝利数 26 勝,勝率 0.099 連帯率 0.205 管理代表馬 トウショウガナー

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156.5
胸囲(cm) 175
管囲(cm) 19.5
体重(kg) 432
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "気性はなかなかきつそうに見えます。
首差しは非常に良く、肩には柔らかそうな筋肉がついていて、その角度を見るとマイルっぽいでしょうか。
繋ぎの角度は良いですが、ちょっと硬めなのが残念です。
胴周りはしっかりしていて、背中からトモの丸みのあるカーブが印象的です。
トモのボリューム感も現状では素晴らしいものがあると思います。
半腱半膜様筋が割れていて、大腿筋膜張筋にも張りがあり、幅にも出てきそうです。
飛節はしっかりしていて、歩様もしっかりしていて欠点が少ないです。
馬体サイズの良くて、管囲はギリギリですが、減点は無いですね。
繋ぎのわずかな硬さがなければ、満点の馬体だと私は思います。それもわずかですよ。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは高いと予想しました。
走ってみないとわかりませんが、それだけの素養はあるということと理解してください。
血統的には、意外と思われるかもしれませんが、私は今回募集された○外牝馬の中では日本の馬場に合っている方だと思っています。母父サドラーズウェルズも、直系では重たい血統ですが、シーザリオしかり、母系に入るとそれほどではないと思います。
馬体は、バランス良く、良い筋肉が全身を覆い、ゴムまりのようです。
トレーナーも良く、価格もこの血統なら安いと言って良いでしょう。
唯一の気になる点は、繋ぎのクッションが硬めなところ、そこだけです。
まあ、牧場では気にならない程度と言うでしょうけどね。私はそれでかなり泣いているのでね。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 23:05| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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