2011年09月08日

31.ミストフェリーズ(キトゥントリックス の2010)

【馬名】 ミストフェリーズ
【由来】 ミュージカル”キャッツ”より。魔術師の猫の名前。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 栗毛
【父】 ダンスインザダーク
【母】 キトゥントリックス (母父 Storm cat )
【生年月日】 2010年4月23日 生まれ
【生産牧場】 白老F 
【募集価格】 1600 万円(一口価格 4 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1993 生まれ、本馬は 17 歳の時の産駒
【母の戦歴】 不出走
【母のレース引退時期】 不出走 (レース引退年齢 不出走 歳)
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【初仔の生年月日】 1998/1/26
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不出走

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母キトゥントリックスは、不出走ですから繁殖ポテンシャルが満タンの状態で繁殖入りしています。そのポテンシャルのとおり、5歳の初仔から活躍馬を出し、繁殖適期内では、相手種牡馬に関わらずかなりの確率で3勝〜6勝する産駒をだしてきました。しかし、徐々に年齢と共に産駒成績も落ちてきており、典型的な前半型だとするとこの後は苦しくなります。
本馬は、産駒の中で最もよく走った代表産駒フェイトトリックスの全弟ということで楽しみな配合です。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Northern Dancer 12.50% 4 x 4
Raise a Native 6.25% 5 x 5 "
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【父】 ダンスインザダーク
"【競走成績】
日で2〜3歳時に8戦5勝。96年最優秀3歳牡馬。菊花賞-G1(芝3000m)、弥生賞-G2(芝2000m)、京都新聞杯-G2(芝2200m)、ダービー-G12着
【種牡馬成績】
96年より供用。00年ファーストシーズンリーディングサイアー。デルタブルース(菊花賞-G1、VRCメルボルンC-G1、ステイヤーズS-G2)、スリーロールス(菊花賞-JPN1)、ザッツザプレンティ(菊花賞-G1)、ツルマルボーイ(安田記念-G1、金鯱賞-G2、中京記念-G3)、フォゲッタブル(ステイヤーズS-G2)、マルカフェニックス(スワンS-G2、阪神C-JPN2)、トーホウアラン(京都新聞杯-G2、京都大賞典-G2、中日新聞杯-G3)、ジョリーダンス(阪神牝馬S-G22回)"
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【母父】 Storm cat
"【競走成績】
米4勝、ヤングアメリカS-G1。米チャンピオンサイアー。

【母の父として】
ムジャヒド(デューハーストS-G1)、スペイツタウン(BCスプリント-G1)、フォークロア(BCジュヴェナイルF-G1)、ファレノプシス(桜花賞-JPN1)、メイショウボーラー(フェブラリーS-JPN1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ストームキャットは、1999年、2000年の北米のリーディングサイアーにして、ストームバードの後継種牡馬の筆頭です。産駒の特徴としては「ダートや欧州の深い芝など力が要る馬場に向き、特に北米で一般的な粘土質のダートコースとの相性は抜群に良い。その反面パワー偏重の不器用な産駒も多く、俗に言う「一本調子」タイプの種牡馬」という評もあるようです。
距離適性は主に短距離からマイルを得意とするスプリンターが大半を占めますが、配合によっては更に長い距離のレースにも対応できます。体質は概ね頑健で仕上がりも早く、早熟型の血統が好まれる傾向が強い北米競馬界において、比較的息の長い活躍をみせる産駒も輩出しています。
日本国内で走った産駒ではシーキングザダイヤが目立つ程度で、海外での実績と比較した場合やや物足りない点があることは否めません。ただしこれはストームキャット直仔の取引価格の高騰により、良質の産駒が日本へ輸入されることは稀であるという事情も考慮する必要があります。ストームキャット産駒の多くは持ち前の優れたパワーが最大の武器であり、日本で走った産駒も平坦なダートコースでは一定の成績を残しました。しかし勝負どころで一気に加速することが出来ない産駒も多く、軽く硬い高速馬場での一瞬の切れ味を要求される日本競馬には元来不向きな血統とする意見もあります。

母母父マジェスティックライトは、その父がレイズアネイティヴ系のマジェスティックプリンス(米二冠馬、10戦9勝、ケンタッキーダービー、ブリークネスSなど)、その母父がスタミナ豊富な名馬リボ−という血統です。現役時代31戦11勝、GI4勝を含む重賞7勝を上げた中距離馬です。種牡馬になっても成功し、牡牝問わず多くのGI馬を多数輩出しましたが、特に牝馬に活躍馬が多く、日本の活躍馬にも桜花賞馬ニシノフラワー、フラワーCに勝ったスギノキューティなど牝馬が2頭がいます。

母母母父バックパサーは、トムフール系の大種牡馬で、現役時代はマイルから3200メートルまで勝ち、32戦25勝を上げた名馬で、BMSとして、マルゼンスキー、ヤマニンスキー、エルグランセニョール、イージーゴーア、ウッドマン、ミスワキなど多くの種牡馬は輩出しました。その遺伝の特徴として、ステイヤー種牡馬にはスピードを、スピード種牡馬にはスタミナを、根性なしには気合いをという風に、底力を強化してくれる最良のBMSです。

父ダンスインザダークは、父サンデーサイレンスは言うに及ばず、母ダンシングキイの血統は、スタミナ豊富なネイティブダンサー系レイズアネイティブ、リボー系Graustark、ファラモンド系の大種牡馬トムフール(バックパサーの父)らの血をベースに、スタミナと粘りのあるタフなスピード血統のニジンスキーを父に持つ、非常に完成度の高い血統構成の繁殖です。
ダンスインザダークは、スタミナ十分のステイヤーでありながら体型的には前躯もしっかりとしてスピードも十分兼備しています。このため高速決着の芝の中−長距離レースで強さを発揮できたのだと思います。
ダンスインザダークの配合相手としては、高いスピード値や、瞬発力はもちろん、できれば早熟性を求めたいですね。
その能力の開花時期や距離が牝馬の活躍するステージに合わないことが牝馬に良績が少ないという要因になっていると思うからです。ザレマやジョリーダンスのように芝の中距離中心に、長くタフに走ってくれる牝馬にあたればこれはもうラッキーですね。
これまで走っている産駒は、トモに幅というより奥行き(長さ)があって、見映えのする感じで、ストライドが伸びそうな肢が長めの産駒の方がよく走っています。

本馬の母系は、非常に底力があって、しかもBMSとして優秀な血が豊富です。
父ダンスインザダークとこの繁殖との相性は既に全兄の活躍で立証されていますのでここも楽しみです。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 斎藤誠
2010リーディング 27 位、勝利数 28 勝,勝率 0.085 連帯率 0.19 管理代表馬 クリスタルボーイ
2009リーディング 53 位、勝利数 22 勝,勝率 0.069 連帯率 0.132 管理代表馬 リーベストラウム
2008リーディング 30 位、勝利数 26 勝,勝率 0.087 連帯率 0.171 管理代表馬 ドリームノクターン

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 148
胸囲(cm) 170
管囲(cm) 18.9
体重(kg) 402
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "サンデー系らしいぴりっとした気性に見えます。
首差しは非常に良く、肩は大きな筋肉がついています。
繋ぎの角度良く、クッションも良い感じです。
胴周りは伸びやかで、トモ高ですので、若干背タレです。
トモは頂部から臀端にかけての角度がいかにも切れがありそうです。
寛骨周りに太い筋肉があって、これから幅が出てきそうです。半腱半膜様筋も割れて、よく発達しています。
飛節は薄手で、現状若干弱さを感じますが許容内でしょう。
四肢にしっかりと馬体重が乗っており、骨格も走るダンス産駒のそれですが、残念ながら馬格が無いですね。
そこは遅生まれではありますが、牡馬ですしマイナスします。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは、さすがに高齢になってきてちょっと苦しくなってきました。
血統的には底力溢れる感じで、父ダンスと母系の相性も悪くないです。少し馬格があった方が走りそうな血統だと思います。
馬体は、随所に良いところもありながら、サイズが小さく、ダンスの牡馬は馬格がある方が走っているので、その点では少し残念です。
トレーナーは、良いですね。
価格は、小さいことを差し引いても安いかもしれません。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:51| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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