2011年09月08日

25.ベストリッジライン(シンプルザベスト の2010)

【馬名】 ベストリッジライン
【由来】 「最高」+「山の峰と峰を結んで続く線」の意。見る者を魅了するその蒼きラインのように人々の心に刻み込まれるような競走馬になることを願って。母名の一部+父名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 栗毛
【父】 フジキセキ
【母】 シンプルザベスト (母父 サンデーガルチ )
【生年月日】 2010年3月12日 生まれ
【生産牧場】 板東牧場
【募集価格】 1800 万円(一口価格 4.5 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1998 生まれ、本馬は 12 歳の時の産駒
【母の戦歴】 不出走
【母のレース引退時期】 不出走 (レース引退年齢 不出走 歳)
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【初仔の生年月日】 2002/4/9
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不出走

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母シンプルザベストは、不出走ですのでもともとの繁殖ポテンシャルは高いのは間違いないですね。
産駒も、初仔が31戦4勝とタフに走っていますしね。
ただ、徐々に年齢を重ねる毎に産駒のデビュー時期が遅くなっている点は注意が必要で、一気にポテンシャルが下がっている可能性も残されています。
このタイミングに父フジキセキと配合した点は、牧場も体質面でもリスクを減らしたいという意図があるのかもしれません。
不受胎後の産駒ということで期待したいと思います。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Northern Dancer 15.63% 5 x 3
Almahmoud 6.25% 5 x 5
"
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【父】 フジキセキ
"【競走成績】
日で2〜3歳時に4戦4勝。94年最優秀2歳牡馬。朝日杯3歳S-G1(芝1600m)、弥生賞-G2(芝2000m)
【種牡馬成績】
95年より供用。カネヒキリ(ジャパンCダート-G12回、フェブラリーS-G1、川崎記念-JPN1、東京大賞典-JPN1、ジャパンダートダービー-JPN1、ダービーグランプリ-JPN1)、サンクラシーク(ドバイシーマクラシック-G1、ケープフィリーズギニー-G1、マジョルカS-G1、ウーラヴィントン2200-G1)、キンシャサノキセキ(高松宮記念-G12回)、ファイングレイン(高松宮記念-G1)"
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【母父】 サンデーガルチ
"【競走成績】
9勝、米最優秀3歳牡馬、北米リーディングサイアー、ケンタッキーダービー-G1、ベルモントS-G1、トラヴァーズS-G1、フロリダダービー-G1。
【種牡馬成績】
主な産駒:ポイントギヴン(ハリウッドフューチュリティーG1、サンタアニタダービー−G1、プリークネスS−G1、ベルモントS−G1、ハスケル招待H−G1、トラヴァーズS、スペイン(BCディスタフ−G1、ラブリーS−G1)、サーキュラーキー(ホープフルS−G1)、イイデケンシン(全日本2歳優駿−Jpn1)。母の父として:リメインオブザサン(きんもくせい特別、衣笠特別)、バンガロール、ガンズオブナバロン
【母の父として】
エーシンヴァーゴウ(アイビスサマーダッシュ-G3)、リルダヴァル(野路菊S-OP、NHKマイルC-G13着)、バンガロール(新潟2歳S-JPN33着)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父サンダ-ガルチは、アメリカの二冠馬です。半弟に日本のダートで活躍したバトルラインがいます。
種牡馬になって、米二冠馬ポイントギブンを輩出し、日本でもイイデケンシンが、全日本2歳優駿などダート戦線で活躍しています。
血統的には、父がミスプロ系の旗手ガルチ、母父がノーザンダンサー系の一大父系ストームバードという良血種牡馬です。

母母父は世界の主流血脈を気付いた大種牡馬ノーザンダンサーです。
主要国で9頭のリーディングサイアーを輩出し、日本でも産駒のノーザンテーストが種牡馬としてその血を広めました。
活性力が強く、父・母父にいずれに入っても良い競走資質を遺伝しました。
競走資質は万能系といわれ、産駒はスプリント戦から中長距離戦まで多くのステージで活躍しました。

母母母父シーバードは、フランスの競走馬です。エプソムダービー(英ダービー)、凱旋門賞を勝ちました。
ブリガディアジャラードやリボーをしのぐレイティングを与えられたことなどから史上最強馬という人も多い名馬です。
種牡馬としても活躍しましたが、直系で現在残っているのは、ベーリングやその産駒のベニカンプ、アメリカンポストなどわずかになっています。
血統的には父がネイティヴダンサー系DanCupidで、母父がスタミナ血統のプリンスローズ系シカンブレSicambreです。

母系は、大活躍馬こそ少ないですが、地味にタフに走る血統です。

父フジキセキは、昨年までの5年間のリーディングが、2位、5位、2位、7位、2位と、既に11年連続ベスト10入りしています。大半の良い繁殖をサンデー系の他の新種牡馬達に持って行かれている中で、この成績は特筆すべきでしょう。
血統は、その父がサンデーサイレンスで、ヘイルトゥリーズン系の中でも”スピード”、”闘争心”にあふれ”決め手”鋭い種牡馬で、その母父Le Fabuleuxは、セントサイモン系で、その母がブランドフォード系と典型的なスタミナ血統です。
祖母Marston's Millは、その父(フジキセキの母母父)がマンノウォー系のインリアリティで、3大始祖ゴドルフィン・アラビアンの数少ない末裔で、零細血統による血の活性化が期待できます。

いずれにしても、母系はタフな”スピード持続型”と”底力”のある血がたくさん入った血統構成になっていて、総じて、母系は”スピード”と”決め手”が不足していたところに父サンデーサイレンスから足りないものが補強され、フジキセキは種牡馬としてバランス良い血統構成になっています。数年前までは、牝馬の活躍の方が目立っていて、牡馬はカネヒキリなどどちらかと言えばダートにいくケースが多かったのですが、最近になって、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)、ファイングレイン(高松宮記念)、キンシャサノキセキ(高松宮記念)、ダノンシャンティ(NHKマイルC)など、芝のGI馬が多数誕生しています。この芝の成績が上がった背景には、牧場がフジキセキに合う繁殖がようやくわかってきたというのもあるように思います。
産駒は、牡馬の場合は、馬体が筋肉ムキムキだったり、繋ぎが立ち気味だったりすると大半がダートに向かう傾向がありますが、近年は薄手で無駄肉が少なく、伸びのある馬体の産駒は芝向きに出ることも割合多くなっています。もともと産駒は収縮がきつく、ストライドが伸びないタイプが多かったので、ピッチ走法でダートや短距離に向かうことが多かったのですが、最近は胴が少しゆるめで詰まっていないタイプの産駒の中から、芝の短−中距離で活躍する馬が出てくるようになりました。
個人的な見解ですが、芝で活躍する馬を探すなら、特に動画などで馬体の柔らかさをよくチェックすることが大事だと私は思います。

本馬の母系は底力十分ですので、父フジキセキとの配合でそのスピードと決め手を遺憾なく発揮してくれそうです。
馬体次第ですが、パワータイプに出てもダートでの活躍が十分期待できると思います。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 菊沢隆徳
2010リーディング 103 位、勝利数 14 勝,勝率 0.045 連帯率 0.099 管理代表馬 コスモヘレノス
2009リーディング 97 位、勝利数 15 勝,勝率 0.053 連帯率 0.099 管理代表馬 ロードアイアン
2008リーディング 96 位、勝利数 15 勝,勝率 0.051 連帯率 0.13 管理代表馬 リボンノキシ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 152
胸囲(cm) 173
管囲(cm) 19.2
体重(kg) 441
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はなかなか芯が強そうですが、オンオフは出来るタイプのようです。
首差しはちょっと太めですがまずまずだと思います。
肩はしっかりと筋肉が付いていて、角度からはマイルくらいでしょうか。胸が深く心肺機能が高そうです。
繋ぎの角度良く、クッションも良い感じです。足もとの乾燥度も良いですね。
胴伸びが良いですが、背腰がしっかりしていて、腰高なのに背タレではないですね。
トモは長さがあって、雄大です。
大腿筋膜張筋に張りがあり、寛骨にそってしっかり筋肉がついています。
飛節は薄めですが、ゴリっとしていて、後肢の歩様を見てもしっかりしているのがわかります。
馬体サイズもちょうどよく、管囲が細めなのがちょっとマイナスですが、全体として非常に欠点が少ない馬体だと思います。
カタログではダート色が強いということですが、フジキセキ産駒の牡馬としては、芝とダートの境目くらいの馬体だと思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは若干低下気味の懸念があって、ちょっと評価を抑えました。
血統的には、牡馬ですのでダートに出た方が大成する可能性が高そうな感じで、高いスピード値とパワーを備えた競走馬になってくれそうです。
馬体は、バランス良く、ダートにも対応できそうで、そうだとすると管囲が若干細いのも気にならなくなりそうです。
トレーナーは、まあまあだと思います。
結構タフに走りそうな感じもあって、価格は少しお買い得感がある気がします。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:44| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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