2011年09月08日

19.ハーモニーフェア(ファーストチェア の2010)

【馬名】 ハーモニーフェア
【由来】 調和+公平な。オーケストラの演奏を調和する意味で、主席奏者だった母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿毛
【父】 シンボリクリスエス
【母】 ファーストチェア (母父 ジャングルポケット )
【生年月日】 2010年1月27日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1400 万円(一口価格 3.5 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2004 生まれ、本馬は 6 歳の時の産駒
【母の戦歴】 4戦、入着
【母のレース引退時期】 2007/8/25 (レース引退年齢 3 歳)
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【初仔の生年月日】 2009/2/16
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 19

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母ファーストチェアは、早い時期に引退し、繁殖適期に入ってから種付けされているので、繁殖ポテンシャルとしてはまったく問題なく高いと判断して良いと思います。
ただ、繁殖適期内ではありますが、ちょっと早過ぎるので活躍馬を出しやすい年齢にはまだ至りません。
この繁殖は父がジャングルポケットで、母父がサンデーですので、血統的に日本では相手種牡馬の選択肢が狭いというのが難点ではありますが、その中ではクリスエスというチョイスは悪くないと思います。あとは相性を良くチェックした方が良いでしょう。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Hail to Reason 9.38% 4 x 5
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【父】 シンボリクリスエス
"【競走成績】
日で2〜4歳時に15戦8勝。02年、03年年度代表馬。有馬記念-G1(芝2500m)2回
【種牡馬成績】
04年より供用。サクセスブロッケン(フェブラリーS-G1)、アリゼオ(毎日王冠-G2)、ストロングリターン(京王杯SC-G2)、サンカルロ(NZT-G2)"
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【母父】 ジャングルポケット
"【競走成績】
日で2〜4歳時に13戦5勝。01年年度代表馬、01年最優秀3歳牡馬。ジャパンC-G1(芝2400m)、ダービー-G1(芝2400m)、共同通信杯-G3(芝1800m)、札幌3歳S-G3(芝1800m)、天皇賞春-G12着、皐月賞-G13着
【種牡馬成績】
03年より供用。トールポピー(オークス-JPN1、阪神ジュベナイルF-JPN1)、オウケンブルースリ(菊花賞-JPN1、京都大賞典-G2)、ジャガーメイル(天皇賞春-G1)、クィーンスプマンテ(エリザベス女王杯-G1)、ジャングルロケット(ニュージーランドオークス-G1)、タスカータソルテ(札幌記念-JPN2、京都新聞杯-JPN2、中京記念-G3)、シェーンヴァルト(デイリー杯2歳S-JPN2)、フサイチホウオー(共同通信杯-JPN3、ラジオNIKKEI杯2歳S-G3、東京スポーツ杯2歳S-G3)、トーセンキャプテン(函館記念-JPN3、アーリントンC-JPN3)、アヴェンチュラ(クイーンS-G3)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ジャングルポケットは、父トニービンで脚質的に不器用ですが、”持続力”と”瞬発力”を両方持ち合わせた種牡馬で、長い直線での爆発力はすさまじいものがあります。ジャングルポケット自身は、スタミナベースの母系にヌレイエフのスピードや、トニービンの瞬発力、スピード持続力などが付加された種牡馬と言えるのではないでしょうか。
産駒の平均距離も長めに出る場合が多く、スピード色が強い繁殖との配合でもクラシックを狙える産駒が誕生する可能性は十分にありそうです。また、配合相手の母系がスタミナベースであった場合には、オウケンブルースリのような選手権距離〜長距離で活躍する産駒も出てきそうです。まだBMSとしてはこれからで、”未知数”と言って良いと思います。

母母父サンデーサイレンスは、2007年についにリーディングブルードメアサイアーの座を獲得しています。BMSとしては柔らかくしなやかな筋肉と激しい気性を遺伝させると言われていますが、現状ではいずれの特徴も競争能力的にはプラスに働いている場合が多そうです。

母母母父クリスは、シャーペンアップ−エタン系種牡馬で、日本ではユニヴァースの母父として有名です。もともとネイティヴダンサー系のエタンは、血統的には”パワー”、”スタミナ”系の種牡馬なのですが、日本の軽い馬場にも対応できる特質を持っているようです。
しかし、ネオユニヴァースもしかりですが、同系の活躍馬達も、早いうちに活躍しても、古馬になってまったく活躍できない傾向があり、いわゆる底が浅いというのが、日本におけるこれまでのこのエタン系の血統の評価となっているようです。

父シンボリクリスエスの産駒は、骨格が太くて、早い時期から前後躯のバランスが良くて、サラブレッドとして理想的な好馬体が多いのが特徴です。
また、父に似て無駄な筋肉が少なく、胸囲があって、心肺能力が高く、いかにもスピード持続力が高そうな産駒が多いですね。
馬体だけ見ると相当活躍しそうな産駒が多いのですが、成績を見てわかるとおり、見映えに対しては若干割引が必要です。
また、本格化する時機が若干遅めという評価が、牧場でも既に定着してきていますので、これからはその点を考えて、産駒を分析することが必要です。
産駒は馬体バランスの良さを活かすためにも、飛節や繋ぎがしっかりとしたバネのある柔らかいタイプを選びたいですね。
ちょっと勝ちみが遅いという点を考慮すると、やはり晩成血統の繁殖との産駒はオススメできませんし、牝馬についてもかなり吟味しないといけませんね。特に仕上がりに時間がかかりそうな立派すぎる馬体の牝馬は要注意です。
クリスエスの血統全体としては芝の中−長距離をベースにしたタフなスタミナ(スピード持続)型の血統と言えると思います。

本馬の母系は、どこから重賞勝ち馬が出てもおかしくない血統で、母ファーストチェアの一つ上の半兄が種牡馬アドマイヤムーンです。
クリスエス×ジャンポケというのは、あまりまだ例が少ないと思いますので、その相性がどの程度かは想像の域をできませんが、当然それぞれの良いところが出てくれば、長い直線で相当破壊力がありそうな血統構成だと思います。できればトニービン譲りのジャンポケの瞬発力が出て切れくれた方が成績はよくなると思います。その点、馬体に注目です。
血統的には中距離でしょうが、馬体的にトモのバネが足りないような、いわゆる切れを欠くような体型だと厳しいですかね。
もちろん、逆だと成功する可能性大ということです。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 牧光二
2010リーディング 84 位、勝利数 17 勝,勝率 0.06 連帯率 0.131 管理代表馬 アニメイトバイオ
2009リーディング 132 位、勝利数 11 勝,勝率 0.051 連帯率 0.106 管理代表馬 アニメイトバイオ
2008リーディング 229 位、勝利数 0 勝,勝率 0 連帯率 0 管理代表馬 ビービーダークライ

◆楽天馬の評価◆ ★★☆☆☆☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 152
胸囲(cm) 171
管囲(cm) 18.2
体重(kg) 412
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔の感じから気性はそこそこきつそうですが、人間には従順そうで、オンオフがしっかり出来る馬のようです。
首差しはまずまずで、肩は良い筋肉をしょっています。
角度からだとちょっと短めで、マイルから中距離くらいでしょうか。
繋ぎの角度良く、クッションも効いています。
胴周りは、すっきり見せ、牝馬らしいですね。腰高にも関わらず、背タレに見えないところは背腰がしっかりしているということでしょう。
トモはコンパクトに見えますが、幅に出そうな感じで。大腿筋膜張筋は良く張って見えます。
飛節は少し弱々しく、その辺が後肢のアクションの不安定さに出ていると思います。
馬体サイズは小さめで、牝馬ですが、早生まれなのと、クリスエスの産駒ということで、★一つマイナスします。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは問題ないでしょう。いきなり活躍馬を出してもおかしくない状態だと思います。
血統診断にも書いてあるとおり、父と母父との相性次第のところがありますが、個人的にはポイントはトモだと思います。
雄大な馬格を誇るクリスエス産駒ですが、トモの推進力が大きな鍵になる種牡馬です。
その点、トモの出来に当たり外れがある母父ジャングルポケットで、本馬はトモの強いバネが必須です。
本馬の馬体は、その点ちょっと微妙なトモであると言えます。少なくとも幅が出てくるまで待ちたい感じですね。
また、サイズも小さめで、クリスエス産駒としてはそちらもちょっと物足りない感じです。
トレーナーはイマイチ、価格もこんなものではないでしょうか。これでもちょっと高いかな−。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:36| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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