2011年09月08日

15.サンブルエミューズ(ヴィートマルシェ の2010)

【馬名】 サンブルエミューズ
【由来】 フランスの代表的なマーチ「サンブルエミューズ連隊行進曲」より。母名、祖母名より連想。(仏語)
【性別】 牝
【毛色】 栗毛
【父】 ダイワメジャー
【母】 ヴィートマルシェ (母父 フレンチデピュティ )
【生年月日】 2010年1月23日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2200 万円(一口価格 5.5 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2002 生まれ、本馬は 8 歳の時の産駒
【母の戦歴】 1勝
【母のレース引退時期】 2007/3/31 (レース引退年齢 5 歳)
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【初仔の生年月日】 2008/5/8
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 2

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母ヴィートマルシェは、引退後2ヶ月程度で繁殖入りしています。期間としてはギリギリですが、それまでレース間隔を空けて使われてきており、それほど厳しいレースも走っていませんし、走ったステージも、500万条件のダート短−中距離と、それほど厳しくはありませんので、そんなに疲労感を引きずって繁殖入りした感じではないと思われますが、初仔グランマルシェがデビュー時期が割合遅かった(3歳1月)のと、その成績を見ると2戦目に勝ち上がった後、疲労感をひきずって繁殖入りした母の産駒にありがちなレース後の反動や成績の極端な落ち込みが見られます。
そして、その翌年は種付けせず、本馬となったわけですが、ちょっと不安な要素がありますので、やはり体質のチェックは欠かせません。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 0
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【父】 ダイワメジャー
"【競走成績】
日UAEで2〜6歳時に28戦9勝。06年、07年最優秀短距離馬。皐月賞-G1(芝2000m)、天皇賞秋-G1(芝2000m)、安田記念-G1(芝1600m)、マイルCS-G1(芝1600m)2回
【種牡馬成績】
08年より供用。ダローネガ(2歳新馬)、オメガホームラン(2歳新馬)"
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【母父】 フレンチデピュティ
"【競走成績】
米で2〜3歳時に6戦4勝。ジェロームH-G2(ダ8F)
【種牡馬成績】
96年より供用。クロフネ(ジャパンCダート-G1、NHKマイルC-G1)、レフトバンク(ホイットニーH-G1、シガーマイルH-G1、ヴォスバーグS-G1)、レジネッタ(桜花賞-JPN1、福島牝馬S-G3)、アドマイヤジュピタ(天皇賞春-G1、阪神大賞典-G2、アルゼンチン共和国杯-JPN2)、エイシンデピュティ(宝塚記念-G1、金鯱賞-G2)、ピンクカメオ(NHKマイルC-JPN1)、ノボジャック(JBCスプリント-JPN1、東京盃-JPN2)、フレンドシップ(ジャパンダートダービー-JPN1)、ジェネルー(5月25日大賞典-G1)、メイショウベルーガ(日経新春杯-G2、京都大賞典-G2)、サンアディユ(セントウルS-G2)
【母の父として】
ヴィジョネア(キングズビショップS-G1)、スズカコーズウェイ(京王杯スプリングC-G2)、アニメイトバイオ(ローズS-G2)、ブレイクランアウト(共同通信杯-G3)、ボレアス(ジャパンダートダービー-JPN12着)、ホーマンフリップ(ファンタジーS-G32着)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父フレンチデビュティの産駒は勝ち上がり率が高く、芝・ダートを問わず活躍し、重馬場も苦にしない傾向にあります。
短・中距離の競走を得意とする産駒が比較的多いですが、母父にリアルシャダイを持つアドマイヤジュピタが天皇賞・春を勝ったように、母系によっては長距離もこなす産駒も出ています。
また、フレンチデピュティはノーザンダンサー系の中でも特に北米を中心に発展したヴァイスリージェント系であるため、日本国内の繁殖牝馬に対しても近親交配の度合いが高くなりにくい利点があります。
産駒のクロフネからも、GI馬で種牡馬のフサイチリシャールが出ており、父系は広がりを見せつつあります。

母母父ダンシングブレーヴは、その父リファールのタフなスピード持続型の血と、母方のトムフール、Bulll Leaといったスタミナ型の血の配合です。

母母母父ブレイヴェストローマンは、ナスルーラ系の”スピード”と”切れ”をもつ種牡馬です。
母系のベースには、日本古来の血が多く入っており、スタミナの血も結構入っています。


祖母キョウエイマーチは、桜花賞を勝つなど高いスピード持続力を持った名牝で、曾祖母インターシャルマンも、その父ブレイヴェストローマンの持つナスルーラ系の”スピード”と”切れ”を継承しています。

父ダイワメジャーは、新種牡馬ですので、未知数のところがありますが、産駒の馬体は筋肉質で、骨格もしっかりしており、タイプ的にはアグネスタキオン産駒に近い感じですね。
ただ、足もとは本馬の産駒の方がおそらく強いと思いますし、距離適性の幅も広いと思います。
ダイワメジャー自身は、皐月賞馬ではありますが、どちらかと言えば完成されたのは5歳頃、ただ兄妹の競争成績からすると、おそらく産駒は父より早熟と私は考えています。

総じて本馬の血統は、ボトムラインが高いスピード持続力を持っており、そこにサンデー系の父ダイワメジャーでスピードと決め手を強化され、芝のマイル−中距離でかなり爆発力がありそうな血統構成になっています。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 加藤征弘
2010リーディング 27 位、勝利数 28 勝,勝率 0.105 連帯率 0.228 管理代表馬 パワーストラグル
2009リーディング 12 位、勝利数 35 勝,勝率 0.12 連帯率 0.188 管理代表馬 トーセンブライト
2008リーディング 14 位、勝利数 31 勝,勝率 0.113 連帯率 0.219 管理代表馬 フィフスペトル

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 154
胸囲(cm) 175
管囲(cm) 18.9
体重(kg) 425
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はいかにも気むずかしさを感じさせます。
ただ、いつもうるさいわけではないようで、手綱もそれほど緊張した感じではありません。
首さしは少し短め、肩には立派な筋肉がついていて、肩の筋肉の角度から距離は短い感じに見えます。
繋ぎの角度は若干立ち気味に見えますが、短めでクッションが効いていますので気になりません。
胴周りは腰高の割には背タレに見えないように、しっかりとした筋肉に支えられているのでしょう。
トモは長さも幅もあり、大腿筋膜張筋が張りだしていて、半腱半膜様筋も割れて推進力を感じさせます。
飛節はこのトモの割には現時点では少し弱々しく見えて、その辺が後肢の歩様に若干でています。ただ、△を付けなかったようにこの時期としては許容内だと私は思います。
全体的に筋肉がしっかりとついていて牡馬と見間違うような筋肉質の迫力ある馬体で、この母の産駒らしい馬体と言えます。
馬体の各部のサイズも、この時期の牝馬としてはちょうど良いでしょう。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは厳しい評価をしましたが、父ダイワメジャーで体質面が良い方に出るとそれはそれほど気にならなくなります。
血統は、母父フレンチデピュティ、祖母キョウエイマーチということで、スピード値も高めでスピード持続力も高いと思いますし、父ダイワメジャーで、さらにスピードと決め手が強化され、なかなか血統バランスが良いと思います。
馬体は、筋肉質でボリューム感がありますが、サイズは大きくなく、柔らかさもあります。
トレーナーも良いですし、価格もまあこんなものではないでしょうか。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:32| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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