2011年09月08日

10.ウイングオブライト(スプレッドウィング の2010)

【馬名】 ウイングオブライト
【由来】 「光の翼」の意。 母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿毛
【父】 クロフネ
【母】 スプレッドウィング (母父 サンデーサイレンス )
【生年月日】 2010年1月26日 生まれ
【生産牧場】 白老F 
【募集価格】 1200 万円(一口価格 3 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 9 歳の時の産駒
【母の戦歴】 入着
【母のレース引退時期】 2005/9/28 (レース引退年齢 4 歳)
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【初仔の生年月日】 2007/2/11
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 6

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母スプレッドウィングは、ダートの中距離を中心に15戦し、引退した年は、半年で12戦していますが、いずれも地方競馬のダート戦でそれほど厳しいレースだとは思われないことや、引退後も休んでから繁殖入りしていますので、おそらくそういう点ではポテンシャルは高い方だと思いますが、実はこの母系は、仔出しの良いタイプと悪いタイプが極端で、良いタイプなら重賞勝ち馬をバンバンだしてもおかしくないのですが、悪いタイプだとまったく産駒が走らないという両極端な母系ですので、この母に対してもそういった点で見極めが必要です。
スプレッドウィングは、まだ、走った産駒が少ない(2頭)のでいずれかはわかりませんが、馬体をよくチェックすることをオススメします。ちなみに初仔メイショウナナホシ(父サクラバクシンオー)は15戦2勝、2番仔ジャガンナート(父シンボリクリスエス)は3戦未勝利(現役)です。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Northern Dancer 6.25% 5 x 5
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【父】 クロフネ
"【競走成績】
日で2〜3歳時に10戦6勝。01年最優秀ダートホース。ジャパンCダート-G1(ダ2100m)、NHKマイルC-G1(芝1600m)、武蔵野S-G3(ダ1600m)、毎日杯-G3(芝2000m)
【種牡馬成績】
02年より供用。スリープレスナイト(スプリンターズS-G1、CBC賞-G3、北九州記念-JPN3、高松宮記念-G12着)、フサイチリシャール(朝日杯フューチュリティS-G1、阪神C-G2、東京スポーツ杯2歳S-G3)、カレンチャン(阪神牝馬S-G2、函館SS-G3)、ホワイトメロディー(関東オークス-JPN2、クイーン賞-JPN3)、ユキチャン(関東オークス-JPN2、TCK女王杯-JPN3)、ブラボーデイジー(エンプレス杯-JPN2、福島牝馬S-G3、ヴィクトリアマイル-G12着)、ホエールキャプチャ(クイーンC-G3)、マルモセーラ(ファンタジーS-G3"
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【母父】 サンデーサイレンス
"【競走成績】
米年度代表馬、米9勝、ケンタッキーダービー-G1。本邦チャンピオンサイアー。本邦BMSチャンピオン。

【母の父として】
アドマイヤムーン(ジャパンC-G1)、スクリーンヒーロー(ジャパンC-G1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、トールポピー(優駿牝馬-JPN1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父サンデーサイレンスは、スピード溢れるヘイロー系の大種牡馬で、遺伝力も血の活性力も相当強い種牡馬で、母父に入ってもその威力は衰えをしらず、2007年にリーディングブルードメアサイアーの座を獲得しています。BMSとしては柔らかくしなやかな筋肉と激しい気性を遺伝させると言われていますが、現状ではいずれの特徴も競争能力的にはプラスに働いている場合が多そうです。

母母父マルゼンスキーは、”スタミナ”、”粘り”、そして母系に入って”底力”を強化するニジンスキー系の種牡馬で、マルゼンスキーの母系には優秀なBMSであるバックパサー、プリンスキロなど底力強化型の種牡馬が入っています。マルゼンスキーがブルーメドサイアーとして成功した背景はその辺にあると言って良いと思います。

母母母父ダイアトムは、スタミナに良さがあるプリンスローズ系種牡馬です。遺伝力という点ではイマイチの種牡馬という印象です。

母系は血統的にはバランスが良いと思いますが、この母系自体が種牡馬を選ぶタイプなのか、血統表を見ても突然重賞勝ち馬を出す感じです。
本馬も父と母の相性が鍵を握るかもしれません。

父クロフネは、芝よりダートという傾向が年を追う事に強くなっています。これは調教師がその産駒の傾向を捉え始めた結果だと思われますので、今後もその傾向が続くと見られます。
また、芝でダメでもダートで勝ち上がれるというのも産駒の驚異的な勝ち馬率、そして種牡馬クロフネの人気を押し上げている所以で、この傾向はこれからも続くと見られ、今後も芝、ダート兼用の産駒が多く産まれると思います。
血統的には、その父フレンチデピュティが、デピュティミニスター系で、逃げや追い込み一辺倒の馬が多いなど脚質的には不器用ですが、優れたスピード持続力を強く遺伝し、長い直線が得意な産駒が多いです。
いずれにしても、これだけの高い勝ち上がり率を誇る以上、もともと遺伝力が強いデビュティミニスター系の中でも優性遺伝力が特に優れた種牡馬だと言えます。

また、その母父クラシックゴーゴーは、零細血統のフェアウェイ系種牡馬で50戦14勝の中距離馬で、これがこの種牡馬の遺伝力をさらに高めている感じがあります。ちなみにフェアウェイは、ファロスの全兄弟ですね。
また、母系にはノーザンダンサーと4分の3同血のアイスカペイド(マイラー)、典型的なスタミナ型のゲインズボロー系の血や、ヘイルトゥリーズン系の中でも特にスタミナに優れたロベルトなどが入っていて、”スピード”と”切れ”のあるナスルーラのラインブリードを持つなど、非常にバランスが良い血統構成だと思います。
このバランスの良さが、比較的距離レンジが広くとれている理由なんでしょうね。
産駒は、筋肉質で、サンデー系に比べると脚元のクッションや背中が硬め、強いダート適性が示すとおり、この種牡馬に限っては、その部分はあまりマイナスに働かないようです。

本馬の成功の鍵は、父クロフネの良さが出ることが大事のように思いますので、その点馬体のチェックが必要だと思います。
母系の活躍馬からスピードタイプの方が大成する感じで、本馬も牝馬ですし、芝のマイル辺りで活躍しそうな馬体の方が良さそうです。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 小島茂之
2010リーディング 52 位、勝利数 22 勝,勝率 0.099 連帯率 0.166 管理代表馬 プロヴィナージュ
2009リーディング 53 位、勝利数 22 勝,勝率 0.098 連帯率 0.169 管理代表馬 クィーンスプマンテ
2008リーディング 35 位、勝利数 25 勝,勝率 0.102 連帯率 0.211 管理代表馬 ブラックエンブレム

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 157
胸囲(cm) 172.5
管囲(cm) 19.4
体重(kg) 419
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "なかなかの美人顔ですが、手綱を見ていると結構気位が高くてうるさいようです。
首差しは良くて、しなやかです。
肩には良質の筋肉を良い方向にしょっていて、その角度から中距離くらいに感じます。
繋ぎは角度、クッションとも良いです。
馬体は全体的にちょっと幼さを残しており、背中も背タレ気味です。
トモはボリューム感か今ひとつですが、ムダ肉のない切れのありそうなトモです。
歩様は腰高ということで、後肢の踏み込みがぎこちなく見えますが、成長とトモに徐々に違和感がなくなると思います。
カタログのコメントにもあるように力強さという点では物足りなく見えますが、それがむしろ母父サンデーサイレンスが強く出た可能性もあると思いますし、もしそうでなくても、筋肉の質自体、クロフネのそれであれば、これから強靱な筋肉がパンパンについてくるでしょう。
サイズは小さめですが、牝馬ですし、管囲も含めてギリギリ許容内とします。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは微妙な繁殖で、この繁殖も父クロフネで馬格と丈夫さを期待しての配合だと思います。
血統的にも母父サンデー、母母父マルゼンスキーで、走らないわけはない母系の累代だと思います。
馬体は、力強さこそないものの、バランスはまずまずで、仕上げやすそうな牝馬で、芝ならおもしろいと思います。
トレーナーはまあまあだと思いますし、価格が思ったより安いので、お買い得の方だと思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:28| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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