2011年09月08日

9.ホワイトフリート(ファインセラ の2010)

【馬名】 ホワイトフリート
【由来】 世界一周航海を行った米海軍大西洋艦隊の名称。別名「白船」とも呼ばれる。日本にも来航し、多大な影響を与えた。本馬にも競馬界に多大な影響を与える存在になって欲しいと願って。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 芦毛
【父】 クロフネ
【母】 ファインセラ (母父 サンデーサイレンス )
【生年月日】 2010年4月26日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 4000 万円(一口価格 10 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 9 歳の時の産駒
【母の戦歴】 北関東2勝,中央4勝,藻岩山特別
【母のレース引退時期】 2006/11/11 (レース引退年齢 5 歳)
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【初仔の生年月日】 2008/4/12
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 7

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母ファインセラは、十分な休養を経て繁殖入りしていますので、ポテンシャルも非常に高いと推察されます。
繁殖黄金期に入り、ますます勝ち馬率も高くなり、活躍馬も出やすい時期ですので、実に楽しみですね。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Northern Dancer 6.25% 5 x 5
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【父】 クロフネ
"【競走成績】
日で2〜3歳時に10戦6勝。01年最優秀ダートホース。ジャパンCダート-G1(ダ2100m)、NHKマイルC-G1(芝1600m)、武蔵野S-G3(ダ1600m)、毎日杯-G3(芝2000m)
【種牡馬成績】
02年より供用。スリープレスナイト(スプリンターズS-G1、CBC賞-G3、北九州記念-JPN3、高松宮記念-G12着)、フサイチリシャール(朝日杯フューチュリティS-G1、阪神C-G2、東京スポーツ杯2歳S-G3)、カレンチャン(阪神牝馬S-G2、函館SS-G3)、ホワイトメロディー(関東オークス-JPN2、クイーン賞-JPN3)、ユキチャン(関東オークス-JPN2、TCK女王杯-JPN3)、ブラボーデイジー(エンプレス杯-JPN2、福島牝馬S-G3、ヴィクトリアマイル-G12着)、ホエールキャプチャ(クイーンC-G3)、マルモセーラ(ファンタジーS-G3"
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【母父】 サンデーサイレンス
"【競走成績】
米年度代表馬、米9勝、ケンタッキーダービー-G1。本邦チャンピオンサイアー。本邦BMSチャンピオン。

【母の父として】
アドマイヤムーン(ジャパンC-G1)、スクリーンヒーロー(ジャパンC-G1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、トールポピー(優駿牝馬-JPN1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母父サンデーサイレンスは、スピード溢れるヘイロー系の大種牡馬で、遺伝力も血の活性力も相当強い種牡馬で、母父に入ってもその威力は衰えをしらず、2007年にリーディングブルードメアサイアーの座を獲得しています。BMSとしては柔らかくしなやかな筋肉と激しい気性を遺伝させると言われていますが、現状ではいずれの特徴も競争能力的にはプラスに働いている場合が多そうです。

母母父カーリアンは、日本競馬適性は言うに及ばず、まさに高速決着向きの種牡馬ですね。
その父ニジンスキーは、スタミナと粘りのあるスピード持続型種牡馬で、母父ラウンドテーブルは、プリンスキロの直仔でタフなスタミナ血統、芝の高い適性は折り紙付きで”芝の斬れ者”と言われています。
本馬は、このラウンドテーブルのクロスを持っており、母系に入ると底力も強化します。

母母母父ロードゲイルは、サーゲイロード系の種牡馬で、現役時代はマイラーでしたが、産駒にはキャロルハウス(凱旋門賞−GI、バーデン大賞−GI)やブルーウインド(英愛オークス−GI)などクラシックディスタンスで活躍した馬も多いです。

母系は、祖母は名繁殖ビワハイジ、そして母の兄弟姉妹、近親にはアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラ、ブエナビスタ、トーセンレーヴなど、活躍馬多数。今、日本で最も勢いのある母系と言って良いでしょう。

父クロフネは、芝よりダートという傾向が年を追う事に強くなっています。これは調教師がその産駒の傾向を捉え始めた結果だと思われますので、今後もその傾向が続くと見られます。
また、芝でダメでもダートで勝ち上がれるというのも産駒の驚異的な勝ち馬率、そして種牡馬クロフネの人気を押し上げている所以で、この傾向はこれからも続くと見られ、今後も芝、ダート兼用の産駒が多く産まれると思います。
血統的には、その父フレンチデピュティが、デピュティミニスター系で、逃げや追い込み一辺倒の馬が多いなど脚質的には不器用ですが、優れたスピード持続力を強く遺伝し、長い直線が得意な産駒が多いです。
いずれにしても、これだけの高い勝ち上がり率を誇る以上、もともと遺伝力が強いデビュティミニスター系の中でも優性遺伝力が特に優れた種牡馬だと言えます。

また、その母父クラシックゴーゴーは、零細血統のフェアウェイ系種牡馬で50戦14勝の中距離馬で、これがこの種牡馬の遺伝力をさらに高めている感じがあります。ちなみにフェアウェイは、ファロスの全兄弟ですね。
また、母系にはノーザンダンサーと4分の3同血のアイスカペイド(マイラー)、典型的なスタミナ型のゲインズボロー系の血や、ヘイルトゥリーズン系の中でも特にスタミナに優れたロベルトなどが入っていて、”スピード”と”切れ”のあるナスルーラのラインブリードを持つなど、非常にバランスが良い血統構成だと思います。
このバランスの良さが、比較的距離レンジが広くとれている理由なんでしょうね。

産駒は、筋肉質で、サンデー系に比べると脚元のクッションや背中が硬め、強いダート適性が示すとおり、この種牡馬に限っては、その部分はあまりマイナスに働かないようです。

本馬は、母系の持つ良さを出せばおのずと結果が出てくる感じですが、これまで少し小さい産駒が多く、非力なイメージがありましたので、今回父をクロフネにしたのはそういったこれまでの産駒実績やクロフネ産駒の特徴を踏まえた、意図的なものであると覆います。牡馬ですし、父似で筋肉質でしまった感じで、かつ少し大型に出た方がもしかすると芝・ダート兼用の大物になるかもしれません。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 久保田貴士
2010リーディング 46 位、勝利数 24 勝,勝率 0.097 連帯率 0.17 管理代表馬 モルトグランデ
2009リーディング 8 位、勝利数 38 勝,勝率 0.151 連帯率 0.262 管理代表馬 ストロングガルーダ
2008リーディング 26 位、勝利数 27 勝,勝率 0.105 連帯率 0.24 管理代表馬 ワイルドワンダー

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 153.5
胸囲(cm) 176
管囲(cm) 21
体重(kg) 443
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔は芯が強そうに見えますが、カタログでも”プライドが高く負けず嫌い”というコメントが見られます。
首差しは、ちょっと短めですが、まずまずでしょう。
繋ぎの角度良く、クッションも良好です。
胴周りは、窮屈さが無く、意外としっかりとしていて、背腰にもこの時期にしてはかなり良い筋肉が付いています。
トモは大きめで、長さがあり、これはこれまでの産駒には見られなかった資質です。
歩様で後肢の飛節辺りが多少ブレるのが気になるところです。
飛節自体はゴリッと立派であまり不安は感じません。
まあ、格好だけにとらわれていると、芦毛は見栄えしないので、この素材の良さに気づきずらいですね。
これまでのキンカメ産駒では見られなかったがっちりした骨格と十分な筋肉は、まさに父クロフネとの配合で牧場が意図したものだと思います。
かなりの好素材だと思います。馬体サイズもクロフネ産駒らしくちょっと中型より大きめで良いと思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pはかなり高めの繁殖でしょう。
血統背景からも今日本で最も勢いのある母系で、母父サンデー、母母父カーリアンというところに、デピュティミニスター系のクロフネという配合も非常に良いと思います。
これまで父キンカメの産駒は馬格がなかったので、クロフネに白羽の矢がたったという感じでしょうか。
馬格のある丈夫な産駒が出てくれば、競走資質は高い牝系ですが、本馬はそのとおりの馬体で大いに期待できると思います。
トレーナーも申し分なく、できれば芝で走って欲しい1頭ですが、もし芝で走るようならこの価格は、この血統の牡馬としてはかなりお買い得で、ここまでは完璧です。
ただ、一つだけ懸念材料があります。
母ファインセラの産駒は気性がきつすぎると走らない。つまり、チェックすべきポイントはひとつだけ、”気性”です。
そこは賭けですね。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:23| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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