2011年09月08日

7.ホアピリ(ライラックレーン の2010)

【馬名】 ホアピリ
【由来】 ライラックの花言葉「友情」の意。父名、母名より連想。(ハワイ語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 キングカメハメハ
【母】 ライラックレーン (母父 バーリ )
【生年月日】 2010年2月3日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 4400 万円(一口価格 11 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1997 生まれ、本馬は 13 歳の時の産駒
【母の戦歴】 不出走
【母のレース引退時期】 不出走 (レース引退年齢 不出走 歳)
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【初仔の生年月日】 1905/6/23
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不出走

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母ライラックレーンは、あまりお産が得意な繁殖ではありませんが、それでも随所に活躍馬を出してきています。
こういう繁殖は、まだこれからも突然活躍馬を出す可能性がありますのでよくチェックしないといけません。
特に、代表産駒のフィフスペトルが不受胎後の産駒であった点、そして今回が早期流産後の産駒である点、そして父キングカメハメハの産駒が、体質的に比較的丈夫で早熟性がある点、そして、もちろんフィフスペトルの全弟になるという点など、いろいろと意図的な部分が多い今回の配合ですのでかなり要注意です。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Northern Dancer 12.50% 5 x 5 x 5 x 5
Nijinsky 12.50% 4 x 4
Nashua 6.25% 5 x 5"
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【父】 キングカメハメハ
"【競走成績】
日で2〜3歳時に8戦7勝。04年最優秀3歳牡馬。ダービー-G1(芝2400m)、NHKマイルC-G1(芝1600m)、神戸新聞杯-G2(芝2000m)、毎日杯-G3(芝2000m)
【種牡馬成績】
05年より供用。08、09年2歳リーディングサイアー。10年総合リーディングサイアー。ローズキングダム(ジャパンC-G1、朝日杯フューチュリティS-JPN1)、アパパネ(桜花賞-G1、オークス-G1、秋華賞-G1、ヴィクトリアマイル-G1、阪神ジュベナイルF-JPN1)、ルーラーシップ(日経新春杯-G2、金鯱賞-G2)、トゥザグローリー(日経賞-G2、京都記念-G2、中日新聞杯-G3)"
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【母父】 バーリ
【競走成績】米国産、英3歳牡馬チャンピオン、英3勝。クイーンエリザベスII世S(GI)、セントジェイムスバレスS(GI)。
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母父Bahriは、父がネヴァーベント系の大種牡馬リヴァーマンで”スピード”、”切れ”、”パワー”とあり、産駒の距離適性もほぼ万能、また、Bahrの母父ニジンスキーも”スタミナ”、”粘り”のある種牡馬で、全体的に非常にバランスの取れた種牡馬であると言えます。

母父ロベルトは、現役時代は14戦7勝、エプソムダービー−GIに勝ち、伝説の名馬ブリガディアジェラードに唯一土を付けた馬として有名になりました。
種牡馬になって、さらに活躍し、サンシャインフォーエヴァー、ブライアンズタイム、リアルシャダイ、シルヴァーホーク、ダイナフォーマー、レッドランサム、クリスエスなど名競走馬、名種牡馬を多数輩出し、大種牡馬の地位を築きました。
良い競争資質を伝えるのはもちろんですが、特にスタミナ面での資質の遺伝能力が強いのが特徴で、その母父であるナシュアは、ミスタープロスペクターとも同じです。ヘイルトゥリーズン系の中ではスピード資質のヘイローとスタミナ資質のロベルトという印象が私は強いです。
相手種牡馬には”スピード”、”瞬発力=決め手”などを強化して欲しいところですが、その点父アグネスタキオンは、ピッタリの種牡馬と言えます。

母母母父ニジンスキーは、様々な距離レンジで活躍馬を輩出している大種牡馬です。
どちらかというとスピード持続力に優れた産駒が多いのが特徴で、私の中ではスタミナ系に属しています。
母系に入ると、さらに良い競争資質を遺伝しますね。

母ライラックレーンの兄弟には、ケンタッキーオークス馬ブラッシングケイディー、カナダ芝牝馬チャンピオンのアンビシャスキャット、香港年度代表馬エレクトロニックユニコーンがおり、活躍馬多数ですが、祖母ライラックガーデンに入ったロベルトの血の効用のような気がしますね。

父キングカメハメハは、種牡馬デビューから2年連続2歳リーディングサイアーに輝き、そして昨年はついにリーディングサイアーとなりました。その仕上がりの早さ、そして安定感は、母父サンデーに支えられている面は多少ありながらもなかなか素晴らしい成績と言えます。今年もリーディングを独走してはいますが・・・ 
2歳リーディングに限って言えば、昨年はディープインパクトに遅れをとり、結果的に3位、今年は7月現在でダイワメジャーが首位ですが、なんと20位以内にも入っていない状態は少し凋落気味か?

産駒は、当初はマイラーっぽい馬体で、距離に限界があると言われていましたが、ダービーでローズキングダムが2着に入り、オークスでアパパネが勝利し、それは杞憂に終わった感じです。むしろ、古馬になってから距離を伸ばす産駒もいるなど随所にその父キングマンボの産駒適性との似た印象になってきました。
血統構成は、父がミスプロ系キングマンボでスピード値は高め、母父ラストタイクーンの産駒は、高速馬場を得意とし、長く良い脚を使うタイプが多く、母母父の異系の血トウルビオン系Blakeneyに、スタミナと粘りのあるニジンスキー系グリーンダンサーが母母母父という累代です。
この辺の血のバランスがNHKマイルとダービーの変速2冠を成し遂げたバックボーンになっていると感じます。
すなわちスタミナ(スピード持続力)の血をベースに、優れたスピードの血が1本(ミスプロ系)入り、さらに異系、零細の血によって血統全体が活性化されている感じですね。
産駒は、1歳時には総じて馬体バランスがあまりよくない印象ですが、成長と共にバランスがとれてくるので、骨量さえしっかりあれば、あまり前後の骨格のバランスは気にする必要はないのかもしれません。
一方で、トモのボリューム感や立体感(特に幅)、そして飛節や繋ぎなどの足もとは、特に重点的にチェックしなければならないと言えます。
フィフスペトルもそうですが、いかにもマイラーといった父に似た馬体を探すのが一番手っ取り早いと言えるでしょう。

そのフィフスペトルの時も血統診断は満点で、そのコメントは「母系のタフなねばり強いスタミナ血統がベースに、父系の瞬発力とスピード持続力が生きれば、鬼に金棒という感じです。」と書きましたが、そのまま評価は変わりません。スタミナベースに、スピードは名馬の法則ですね。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 加藤征弘
2010リーディング 27 位、勝利数 28 勝,勝率 0.105 連帯率 0.228 管理代表馬 パワーストラグル
2009リーディング 12 位、勝利数 35 勝,勝率 0.12 連帯率 0.188 管理代表馬 トーセンブライト
2008リーディング 14 位、勝利数 31 勝,勝率 0.113 連帯率 0.219 管理代表馬 フィフスペトル

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156
胸囲(cm) 181
管囲(cm) 20
体重(kg) 463
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔を見ると冷静なようでオンオフが聞きそうな気性に思います。
首差しよく、肩の筋肉もなかなか立派です。
肩の角度からマイルから中距離タイプでしょうか。
繋ぎは角度良く、クッションも良好です。足もともまずまず乾燥していると思います。
胴周りはしっかりしてコンパクト、背タレですが、そのラインは良い感じでトモと一体感を感じます。
トモ自体は前駆に比べ大きく見せ、寛骨のラインでしっかりと張りを感じます。
飛節の折りは若干深めですが、強いバネを感じます。
フィフスペトルは、募集時はいかにもマイラーっぽくて私的にはおもしろみに欠けましたが、本馬はフィフスペトルより距離の融通性を感じさせ、クラシックを意識させる好馬体です。
ただ、飛節のアンバランスな挙動だけは、唯一ちょっとだけ不安な点です。馬体サイズも問題なしです。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは非常に高く、父キンカメとの相性も立証済みで、非常に楽しみな配合です。
血統的にも、スタミナと粘りのある母系にスピード値の高い父キンカメは理想的で、日本の競馬にも確かによく合う感じです。
馬体は、キンカメ産駒らしい馬体に出ました。
個人的にはフィフスペトルよりも距離融通性がありそうで、好きな馬体です。
クラシックを意識したいタイプですね。
トレーナーも良いです。ちょっとフィフスペルの活躍に便乗した価格ですが、まあこんなもんでしょうか。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:19| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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