2011年09月08日

6.エルマンボ(ティエッチマンボ の2010)

【馬名】 エルマンボ
【由来】 「マンボ王」の異名を取るペレス・ブラードの代表曲名「Que Rico El Mambo」より。本馬の母系を代表する競走馬になって欲しいとの願いを込めて。母名、母父名より連想。(西語)
【性別】 牡
【毛色】 青鹿毛
【父】 ウォーエンブレム
【母】 ティエッチマンボ (母父 キングマンボ )
【生年月日】 2010年2月5日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 3600 万円(一口価格 9 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1997 生まれ、本馬は 13 歳の時の産駒
【母の戦歴】 3勝
【母のレース引退時期】 2003/11/8 (レース引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】 2005/2/17
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 5

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母ティエッチマンボは、現役時代24戦しましたが、引退した5歳時も5戦とそれほど無理に使われた感じではありません。
引退後、適度に休ませてから繁殖入りしていますし、もともとのポテンシャルはまずまず高かったと思います。
ただ、これまでの産駒成績を見ると、アドマイヤメジャーが重賞に出走していますが、それ以外はぱっとしない成績で、アドマイヤメジャーが、繁殖としてピークに近い8歳の時の産駒と考えると、このまま尻すぼみになっていく可能性もあり、そこは見極めが必要です。
特に13歳という年齢からは、大きくポテンシャルを下げる繁殖が多く、体質面で弱いところがあるようだと致命的になりかねません。そういったリスクを考えて、ちょっと押さえた評価をします。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Mr. Prospector 25.00% 3 x 3
Raise a Native 15.63% 4 x 4 x 5"
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【父】 ウォーエンブレム
"【競走成績】
米で2〜3歳時に13戦7勝。02年米最優秀3歳牡馬。ケンタッキーダービー-G1(ダ10F)、プリークネスS-G1(ダ9.5F)、ハスケル招待H-G1(ダ9F)、イリノイダービー-G2(ダ9F)
【種牡馬成績】
03年より供用。ブラックエンブレム(秋華賞-JPN1、フラワーC-JPN3)、ウォータクティクス(アンタレスS-G3)、ショウナンアルバ(共同通信杯-JPN3、スワンS-G22着、スプリングS-JPN22着)、エアパスカル(チューリップ賞-JPN3)、キングスエンブレム(シリウスS-G3、みやこS-G32着)、キュートエンブレム(フローラS-JPN23着)、シビルウォー(関越S-OP、名古屋グランプリ-JPN23着、マーチS-G33着)"
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【母父】 キングマンボ
"【競走成績】
仏英5勝、仏2歳リーディングサイアー、仏2000ギニー-G1、ムーランドロンシャン賞-G1、セントジェームズパレスS-G1。
【種牡馬成績】
エルコンドルパサー(サンクルー大賞−GT、ジャパンC−GT、NHKマイルC−GT、凱旋門賞−GT2着、イスパーン賞−GT2着)、キングカメハメハ(ダービー−GT、NHKマイルC−GT)、レモンドロップキッド(ベルモントS−GT)、キングスベスト(英2000ギニー−GT)、ラシアンリズム(英1000ギニー−GT、コロネーションS−GT、ナッソーS−GT)、スターキングマン(東京大賞典−GT、日本テレビ盃−GU、JBCクラシック−GT2着、川崎記念−GT2着、ダービーグランプリ−GT2着)、アメリカンボス(中山記念−GU、AJCC−GU、エプソムC−GV、有馬記念−GT2着)、アドマイヤマンボ(全日本3歳優駿−GU)、マンボツイスト(平安S−GV)、キングフィデリア(新潟大賞典−GV)
【母の父として】
スズカマンボ(天皇賞春-G1、朝日チャレンジC-G3)、デュークオブマーマレード(Kジョージ六世&QエリザベスS-G1)、ゴシップガール(アメリカンオークス-G1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父キングマンボは、父が大種牡馬ミスタープロスペクター、母がブリーダーズCマイル2連覇などGI10勝の名牝ミエスクです。
日本では、キングカメハメハやエルコンドルパサーの父であり、ダービー馬エイシンフラッシュも、このキングマンボの直仔キングズベストの産駒です。海外でもレモンドロップキッド、アルカセットなど多数のGI馬を輩出しています。
本質的には芝向きのスピードタイプと言われていますが、ダートへの適性も高く、産駒の多くがマイルから中距離と幅広いレンジで活躍しています。体質は比較的強い方で、様々な馬場に適性をもっています。ミスタープロスペクター系らしく若干早熟な傾向がみられます。

母母父ルーシーズネイティヴは、現役時代37戦7勝とタフに走った中距離馬で、ネイティヴダンサー系らしいパワータイプです。
その母系にはタフなスタミナの血が多く、自身の競走成績を裏付けていますが、種牡馬としての活躍を見ると、そういった良い競走資質の遺伝力は乏しいと言わざるを得ません。

母母母父アイスカペイドは、ニアークティックの直仔、あの名牝ラフィアンの半兄で、ワイルドアゲインや、クレヴァートリックの父です。どちらかと言えばスピード優先のタイプで、ノーザンダンサーの4分の3同血というのも有名です。

母系は、曾祖母イライザブルーから、ブルーアベニュー−クロフネと枝葉を伸ばしていますが、本馬の祖母ブロートツウマインド(米11勝、GI2勝)も負けてはいられないところです。
母系の活力という点では申し分ないでしょう。

父ウォーエンブレムは、サンデーサイレンスの後継として期待された米二冠馬ですが、当初は種付け不良で産駒ができずに心配されました。が、ここ数年は多少種付けが出来てきていて、産駒も登場してきました。
勝ち馬率、勝率ともかなりの高率なのは特筆すべき点で、2005年産からは4頭の重賞勝ち馬を出しています。
血統構成は、その父アワエンブレムは、ミスプロ系種牡馬ですが、母系に”粘り”と”底力”のあるテディ系ダマスカス、”タフさ”と”スタミナ”に良さのあるリボー系トムロルフ、ハイペリオン系Aristophanes、”底力”のあるバックパサーなどを抱え、底力のあるタフなスタミナベースにミスプロのスピードが加わった感じの種牡馬です。

本馬のようなウォーエンブレム×キングカメハメハの組み合わせはなかなか見られませんので、非常に期待が膨らみます。母系の血統的なバックボーンも十分です。
ミスプロの3×3も良い方に働きそうで、スピードは申し分ない感じでしょうし、マイルを主戦場にしつつ、気性次第でクラシックディスタンスまで幅広いステージで活躍してくれそうです。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 堀宣行
2010リーディング 10 位、勝利数 36 勝,勝率 0.145 連帯率 0.253 管理代表馬 キンシャサノキセキ
2009リーディング 20 位、勝利数 31 勝,勝率 0.127 連帯率 0.209 管理代表馬 キンシャサノキセキ
2008リーディング 59 位、勝利数 20 勝,勝率 0.09 連帯率 0.176 管理代表馬 キンシャサノキセキ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 160
胸囲(cm) 182
管囲(cm) 21
体重(kg) 490
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔の感じなどからそれほど気性が荒いように見えませんが、カタログのコメントを見ると結構やんちゃなようです。
首差しよく、肩の筋肉は程よく立派で、角度からマイルから中距離くらいでしょうか。繋ぎの角度良く、クッションも良いです。
胴周りは窮屈さが無く、伸びやかで、背タレですが、背腰は割合しっかりした感じです。
トモはボリューム感も含めて適度に良い筋肉があって、寛骨周りの筋肉から今後幅が出そうな感じが見られます。
飛節も薄手ですがゴリっとしていて良い感じです。
全体的に欠点が少ない馬体と言えます。
唯一、不安な点を探せば、後肢の飛節の動きでブレる方向があまり良くないことですね。
まあ、それも現段階では許容内でしょう。
すごい逸材を見逃さないためには、欠点を凌駕する素質の高さを軽んじないことだと思っています。
すごい腰高なのにかなり大きいので、本来は大きすぎる方の減点対象ですが、早生まれということを考慮してここでは減点しません。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは曲がり角の可能性があって押さえた評価をしました。実際にもそろそろ産駒の体質面のチェックが必要な年齢です。
血統は、ミスプロの3×3が目立ちますね。
気性次第では、マイルからクラシックディスタンスまで幅広いレンジで活躍するスピード馬になってくれそうです。
馬体はかなりの迫力を感じます。まさに好素材です。
ただ、早生まれということで馬体診断では減点しませんでしたが、やはりちょっと大きいですので、そこは考慮しなければなりません。
トレーナーは良いですし、この価格はしょうがないでしょう。★5.5というところですが、期待を込めて★6つ付けました。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:18| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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