2011年09月08日

5.ダブルウォー(キュー の2010)

【馬名】 ダブルウォー
【由来】 父の倍活躍できるようにとの願いを込めて。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 ウォーエンブレム
【母】 キュー (母父 フレンチデピュティ )
【生年月日】 2010年1月15日 生まれ
【生産牧場】 白老F 
【募集価格】 4000 万円(一口価格 10 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1997 生まれ、本馬は 13 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "米国産,米7勝,ロングアイランドH-G2,New
Castle H,Going Up S,ヴァイオレットH-G32着,Calder Oaks2
着,Navajo Princess S2着,Searching S2着,ギャロレットH-G34
着,ザベリワンH-G34着(2回),スウィーテストチャントS-G3
4着,Anka Germania S4着"
【母のレース引退時期】 不明 (レース引退年齢 不明 歳)
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【初仔の生年月日】 2004米国
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ 母キューは、現役時代ダートの重賞戦線でかなり走ったと推察されて疲労感を残して繁殖入りした可能性もあるということと、一方で典型的なタフな米血脈からなる血統構成ということで、繁殖ポテンシャルを図りかねていましたが、ブレイクランアウトの活躍やその後の産駒の状態を見ていると、繁殖ポテンシャルは高いと考えて良いでしょう。この手の繁殖は、繁殖後期にも活躍馬を出す可能性を持っているので、今後も目が離せないですね。
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Northern Dancer 12.50% 4 x 4
Bold Ruler 12.50% 4 x 4
Nasrullah 9.38% 5 x 5 x 5
Prince John 6.25% 5 x 5 "
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【父】 ウォーエンブレム
"【競走成績】
米で2〜3歳時に13戦7勝。02年米最優秀3歳牡馬。ケンタッキーダービー-G1(ダ10F)、プリークネスS-G1(ダ9.5F)、ハスケル招待H-G1(ダ9F)、イリノイダービー-G2(ダ9F)
【種牡馬成績】
03年より供用。ブラックエンブレム(秋華賞-JPN1、フラワーC-JPN3)、ウォータクティクス(アンタレスS-G3)、ショウナンアルバ(共同通信杯-JPN3、スワンS-G22着、スプリングS-JPN22着)、エアパスカル(チューリップ賞-JPN3)、キングスエンブレム(シリウスS-G3、みやこS-G32着)、キュートエンブレム(フローラS-JPN23着)、シビルウォー(関越S-OP、名古屋グランプリ-JPN23着、マーチS-G33着)"
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【母父】 フレンチデピュティ
"【競走成績】
米で2〜3歳時に6戦4勝。ジェロームH-G2(ダ8F)
【種牡馬成績】
96年より供用。クロフネ(ジャパンCダート-G1、NHKマイルC-G1)、レフトバンク(ホイットニーH-G1、シガーマイルH-G1、ヴォスバーグS-G1)、レジネッタ(桜花賞-JPN1、福島牝馬S-G3)、アドマイヤジュピタ(天皇賞春-G1、阪神大賞典-G2、アルゼンチン共和国杯-JPN2)、エイシンデピュティ(宝塚記念-G1、金鯱賞-G2)、ピンクカメオ(NHKマイルC-JPN1)、ノボジャック(JBCスプリント-JPN1、東京盃-JPN2)、フレンドシップ(ジャパンダートダービー-JPN1)、ジェネルー(5月25日大賞典-G1)、メイショウベルーガ(日経新春杯-G2、京都大賞典-G2)、サンアディユ(セントウルS-G2)
【母の父として】
ヴィジョネア(キングズビショップS-G1)、スズカコーズウェイ(京王杯スプリングC-G2)、アニメイトバイオ(ローズS-G2)、ブレイクランアウト(共同通信杯-G3)、ボレアス(ジャパンダートダービー-JPN12着)、ホーマンフリップ(ファンタジーS-G32着)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父フレンチデピュティの産駒は、高速馬場を得意とし、高いスピード持続力を持っているのが特徴です。BMSとしてもこれからサンデー系種牡馬との相性を考えれば、相当期待は高いと思います。

母母父ボールドスキは、スタミナと粘りに定評のあるニジンスキー系種牡馬で、自身は現役時代、短−中距離を走り、27戦7勝しましたが、重賞は未勝利で思ったような活躍はできませんでした。
しかしながら、その中でまずまずの種牡馬成績を収めたといえそうで、日本ではベッラレイアのBMSとなっています。

母系の血統的には日本の高速の芝より、むしろ時計のかかるダートにこそ合った血統だと思っていましたが、外見は少しパワーが卓越して見えたブレイクランアウトが芝で活躍したという点を考えると芝で十分やれるスピードを持っていると考えて良いかと思います。

父ウォーエンブレムは、サンデーサイレンスの後継として期待された米二冠馬ですが、当初は種付け不良で産駒ができずに心配されました。が、ここ数年は多少種付けが出来てきていて、産駒も登場してきました。
勝ち馬率、勝率ともかなりの高率なのは特筆すべき点で、2005年産からは4頭の重賞勝ち馬を出しています。
血統構成は、その父アワエンブレムは、ミスプロ系種牡馬ですが、母系に”粘り”と”底力”のあるテディ系ダマスカス、”タフさ”と”スタミナ”に良さのあるリボー系トムロルフ、ハイペリオン系Aristophanes、”底力”のあるバックパサーなどを抱え、底力のあるタフなスタミナベースにミスプロのスピードが加わった感じの種牡馬です。

本馬の母系は日本の高速競馬より、むしろ時計のかかるダートにこそ合った血統だと思っていましたが、馬体の見た目が重そう(パワーが卓越した感じ)だったブレイクランアウトが芝で活躍したという点から、本馬にも高い芝適性がある可能性は高いと思います。
また、そのブレイクランアウトの活躍についつい目が行ってしまいがちですが、実は母キューの牝系自体はそれほどのものではありません。長い年月で配合されてきた累代の種牡馬の蓄積が、祖母ピージェイフローラル、母キューで見事に開花し、そしてブレイクランアウトの活躍に結びついたと思われます。
こういう突然開花した牝系は、活躍馬を送り出すパターンのひとつですので、本馬も要チェックです。
本馬は、父がウォーエンブレムに替わり、ミスプロ系の軽いスピードと、母系のタフなスピード持続力がうまくマッチしそうな気がします。馬体が芝のマイル−中距離タイプならおもしろいと思います。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 戸田博文
2010リーディング 29 位、勝利数 27 勝,勝率 0.087 連帯率 0.161 管理代表馬 シンゲン
2009リーディング 43 位、勝利数 24 勝,勝率 0.072 連帯率 0.157 管理代表馬 シンゲン
2008リーディング 22 位、勝利数 28 勝,勝率 0.089 連帯率 0.165 管理代表馬 キストゥヘヴン

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 154
胸囲(cm) 184
管囲(cm) 20.2
体重(kg) 486
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 △
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔や手綱の感じから気性はかなりきつそうです。
首差しよく、肩や胸前には良い筋肉をしょっています。
肩の角度からマイラーから中距離って感じでしょうか。
繋ぎは角度良く、クッションも良いですが、ちょっと前肢の歩様にブレがあります。
胴周りは窮屈さが無く、胴のびが良いのに背中が短めで良いと思います。
背タレ気味ですが、許容内でしょう。
トモはしっかりと張りがあり、飛節もまずまず良い感じだと思います。
全体的に肌つやがもうひとつで、尻尾が下痢で焼けているのか、もともとそういう白い毛が混じっているのかはわかりませんが、健康面ではチェックが必要だと思います。
その点、早生まれなのにやけに幼い馬体だという点も気になるところですし、この馬体で490キロ近いというのもマイナスに感じます。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは高い評価をしましたが、年齢的には冷静に産駒の体質などのチェックが必要です。
血統的には、父と母父の優秀さが素直に出ればかなりやれそうだと思います。
馬体は、幼さが見られるのに、サイズが大きすぎて、早生まれですが、520キロくらいにはなるでしょう。
ブレイクランアウトの印象が強いですので、ちょっとマイナスに思います。
トレーナーは申し分なく、価格は、ブレイク人気に乗った感じで、牡馬でもちょっと高すぎると私は思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:17| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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