2011年09月08日

3.スペクトロライト(バランセラ の2010)

【馬名】 スペクトロライト
【由来】 虹色の光を放つ天然石。長石類の一つ。虹の七色から父の七冠を連想。王者として君臨した父のように、本馬には女王として君臨し、輝かしい成績を収めて欲しいとの願いを込めて。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 鹿毛
【父】 ディープインパクト
【母】 バランセラ (母父 アカテナンゴ )
【生年月日】 2010年2月11日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 3200 万円(一口価格 8 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 9 歳の時の産駒
【母の戦歴】 米3勝、Fairway Flyer S、ガーデンシップシティBCH−GI2着、クイーンエリザベス二世チャレンジC−GI2着、E.P.テイラーS−GI2着、同3着、同4着、ラ プレヴォワイヤントH−GII2着、ビウィッチS−GIII2着、ロングアイランドH−GIII2着、シープスヘッド ベイH−GII3着、ザベリワンH−GIII3着、仏1勝、クレオパトル賞−GIII3着
【母のレース引退時期】 不明 (レース引退年齢 不明 歳)
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【初仔の生年月日】 1905/7/1
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母バランセラは、ドイツ血統でありながらアメリカの重賞戦線で活躍した名牝ですね。
本来高く評価すべき繁殖ではありますが、9歳で産んだ本馬が二番仔であるということを考えると、繁殖入りの年齢が高すぎるということ、現役時代かなり走った牝馬であることなど繁殖ポテンシャルは低めの可能性があります。
ただ、日本の牝馬と違って、米国の牝馬の中には歴史上バランセラのようにたくさん走って活躍した名牝が、名繁殖になった例がたくさんあります。
ということで、バランセラについても、まだ繁殖実績が少ないことから、ここでは期待を込めて★6つの評価にしたいと思います。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Lyphard 9.38% 4 x 5
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【父】 ディープインパクト
"【競走成績】
日仏で2〜4歳時に14戦12勝。05、06年年度代表馬。七冠
【種牡馬成績】
07年より供用。10年2歳リーディングサイアー。10年ファーストシーズンリーディングサイアー。リアルインパクト(安田記念-G1)、マルセリーナ(桜花賞-G1)"
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【母父】 アカテナンゴ
【競走成績】英仏独16勝、独ダービー-G1、サンクルー大賞典-G1、アラル・ポカル-G1・2回、バーデン大賞典-G1・2回、ベルリン大賞典-G1。
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母父アカテナンゴは、現役時代は中長距離を中心に24戦16勝で、途中に独ダービー−GIや、サンクルー大賞典−GIなどを含む12連勝というのがあります。種牡馬になってからも成功し、独のリーディングサイヤーを5度獲得し、ジャパンカップに勝ったランドの父としても有名です。
その血統は、なんと言っても父がドイツの大種牡馬ズルムーということ。
アカテナンゴも、父ズルムーと同様に、遺伝力や血の活性力にすぐれ、母系がドイツの希少な血の集まりという点で、BMSに入っても非常に魅力的な血であると言えます。

母母父ベーリングは、現役時代にジョッケクルブ賞−GIなど重賞4勝で、凱旋門賞2着という競争成績。
ネイティヴダンサー系の名馬シーバードの直系で、母父がノーザンダンサー系リファール、母母父ルファブリューという血統的に魅力的な累代で、ベニカンプやアメリカンポストなどのGI馬を輩出し、種牡馬としてまずまず成功し、その系譜をつなげています。

父ディープインパクトは日本の三冠馬です。
サンデーサイレンス産駒は、現役時代に活躍した馬が名種牡馬になる確率が高いのが一つの特徴ですので本馬の活躍も大いに期待できます。
ディープインパクトの血統構成ですが、父サンデーサイレンスは、スピードのみならず、闘争心を決め手や粘りにかえた、聡明かつ野性的な馬であり、かなりの優性遺伝力をもった名馬であることは疑いようがありません。
一方、母系ですが、分析すると非常に重厚なスタミナ血統で母父アルザオは、タフなスピード持続系であるリファール系の種牡馬、母母父バステッドBustedは、キングジョージY&QES−GI、エクリプス賞−GIなど中−長距離を中心に活躍し、英年度代表馬になった名馬で、スタミナ豊富なブランドフォード系、母母母父クィーンフッサーQueen's Hussarは、フェアウェイ系の種牡馬で、フェアウェイの4×4×4のクロス、フェアトライアルの3×3の強いクロスをもっていて、キングジョージなどGI7勝の稀代の名馬ブリガディアジェラードBrigadier Gerardの父として有名、母母母母父ボーリアリスは、コロネーションC−GI、英セントレジャー−GI2着など19戦7勝と活躍しましたが、スタミナ豊富なテディ系の長距離馬です。
母系のボトムラインは、これでもかというくらいのスタミナベースで、そこにサンデーサイレンスは、やはり走るパターンと言って良いでしょう。
もうひとつ、この種牡馬の産駒を評価する時、忘れてはいけないことがあります。
それは、ディープインパクトは、その兄弟が馬体が比較的大きく、それゆえ脚元の故障で能力を最大限発揮できないまま競走生活を終えたのに対して、馬体が小さかったことが幸いし、蹄に持病を抱えていたにも関わらず、それ以外の致命的な故障を引き起こさなかった可能性が高いと言えます。これは多くの関係者も、そのように考察しています。
つまり産駒が大きい馬体に出た場合には、そのバネの強さから脚元の不安が常につきまとう可能性もあるということで、その点、馬体のチェックは欠かせません。

本馬の母系は、重賞戦線で走った馬が多数いる血統、しかも遺伝力が強く、活性力も高い母父アカテナンゴ、ネイティヴダンサー系のベーリングの血も良い方に働きそうで、父ディープインパクトで、当たればワールドワイドのすごい競走馬が誕生しそうです。
距離適性は、まず中距離からクラシックディスタンスでしょう。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 堀宣行
2010リーディング 10 位、勝利数 36 勝,勝率 0.145 連帯率 0.253 管理代表馬 キンシャサノキセキ
2009リーディング 20 位、勝利数 31 勝,勝率 0.127 連帯率 0.209 管理代表馬 キンシャサノキセキ
2008リーディング 59 位、勝利数 20 勝,勝率 0.09 連帯率 0.176 管理代表馬 キンシャサノキセキ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156
胸囲(cm) 175.4
管囲(cm) 20.4
体重(kg) 420
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "顔は賢そうでしっかりとしていて気性も従順そうです。
首さし良く、しなやかでしっかりしています。
胸前が深く立派で、肩の角度から中距離で良さそうです。
繋ぎは角度良く、クッションも良いです。
胴は窮屈さが無く、背タレですが、胴周りがパンとしていて緩い感じはありません。
トモはディープ産駒らしいムダ肉がなく、バネがありそうなトモです。
飛節はガリッとしていて、安定感があります。歩様には欠点らしいものがほとんどありません。
一見、全体のシルエットは母系が強く出たように見えましたが、歩様の柔らかさなどを見るとしっかりとディープ牝馬らしさが出ています。サイズもちょうど良いですね。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは期待を込めての評価をしました。年齢的にも活躍馬を期待したい年齢です。
血統的には、父ディープの良さが素直に出そうで、大物も期待できると私は思います。
馬体的には、あまりディープらしくないどっしりした感じだと思ったのですが、動画を見ると実に柔らかく、ディープらしいと思いました。
トレーナーも良いですし、価格は母の繁殖としての期待値が結構入っている感じですが、まあまあだと私は思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:16| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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