2011年09月08日

2.アンレール(フレンチバレリーナ の2010)

【馬名】 アンレール
【由来】 バレエ用語で「空中で」の意。父のような空中での華麗な舞いを期待して。父の走法、母名より連想。(仏語)
【性別】 牝
【毛色】 鹿毛
【父】 ディープインパクト
【母】 フレンチバレリーナ (母父 フレンチデピュティ )
【生年月日】 2010年1月31日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 3000 万円(一口価格 7.5 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2003 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】 不出走
【母のレース引退時期】 不出走 (レース引退年齢 不出走 歳)
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【初仔の生年月日】 2007/2/12
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不出走

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母フレンチバレリーナの繁殖ポテンシャルの高さは、初仔スーブルソーの成長過程を見ても明らかです。
不出走でまったく傷んでいないし、繁殖適期の中でも活躍馬を出しやすい時期です。
近いうちに重賞を勝つような産駒を出しそうな気配がありますね。
相手種牡馬との相性次第ってこともあるでしょうが、血統を見ても芝向きの産駒が生まれた時がそのタイミングとなる可能性大という気がします。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Northern Dancer 12.50% 5 x 5 x 4
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【父】 ディープインパクト
"【競走成績】
日仏で2〜4歳時に14戦12勝。05、06年年度代表馬。七冠
【種牡馬成績】
07年より供用。10年2歳リーディングサイアー。10年ファーストシーズンリーディングサイアー。リアルインパクト(安田記念-G1)、マルセリーナ(桜花賞-G1)"
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【母父】 フレンチデピュティ
"【競走成績】
米で2〜3歳時に6戦4勝。ジェロームH-G2(ダ8F)
【種牡馬成績】
96年より供用。クロフネ(ジャパンCダート-G1、NHKマイルC-G1)、レフトバンク(ホイットニーH-G1、シガーマイルH-G1、ヴォスバーグS-G1)、レジネッタ(桜花賞-JPN1、福島牝馬S-G3)、アドマイヤジュピタ(天皇賞春-G1、阪神大賞典-G2、アルゼンチン共和国杯-JPN2)、エイシンデピュティ(宝塚記念-G1、金鯱賞-G2)、ピンクカメオ(NHKマイルC-JPN1)、ノボジャック(JBCスプリント-JPN1、東京盃-JPN2)、フレンドシップ(ジャパンダートダービー-JPN1)、ジェネルー(5月25日大賞典-G1)、メイショウベルーガ(日経新春杯-G2、京都大賞典-G2)、サンアディユ(セントウルS-G2)
【母の父として】
ヴィジョネア(キングズビショップS-G1)、スズカコーズウェイ(京王杯スプリングC-G2)、アニメイトバイオ(ローズS-G2)、ブレイクランアウト(共同通信杯-G3)、ボレアス(ジャパンダートダービー-JPN12着)、ホーマンフリップ(ファンタジーS-G32着)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父フレンチデピュティの産駒は、高速馬場を得意とし、高いスピード持続力を持っているのが特徴です。BMSとしてもこれからサンデー系種牡馬との相性を考えれば、相当期待は高いと思います。

母母父サドラーズウェルズの産駒の傾向としては抜群のスタミナを持つステイヤーが多いのが特徴です。丈夫でタフですが、瞬発力は若干欠ける面があり、マイル〜短距離やダートの活躍馬はあまり多くありません。母系に入って、スタミナや底力を遺伝します。
アメリカ競馬や日本競馬においては産駒があまり成功しておらず、日本ではステイヤーズステークスに勝ったサージュウェルズが唯一の重賞ウィナーです。
理由としては欧州特有の深い芝を得意とするスタミナ型の馬のため、アメリカ特有のスピードのいるダートや日本の固い芝で展開されるスピード競馬には向かないという論説が根強く唱えられています。
ただしこれは同馬に限らず、ラムタラなど欧州のクラシックディスタンス型の種牡馬全般に指摘されている事を考慮する必要がああります。
というわけで日本国内で活躍した産駒はほとんどいないが近年はブルードメアサイアー(母父)としての活躍が目立つようになり、とりわけ豊富なスタミナや頑健さなどの底力を孫世代に及ぼす母父として再評価を集めています。
代表的なところではエルコンドルパサー(NHKマイルカップ、ジャパンカップ、サンクルー大賞、凱旋門賞2着)やフサイチコンコルド(東京優駿(日本ダービー))、シーザリオ(優駿牝馬(オークス)、アメリカンオークスインビテーショナルステークス)、ヘヴンリーロマンス(天皇賞(秋))等、多数の名馬を母父として送り出しています。

母系は祖母が名牝バレークイーン、産駒(母の兄弟)にはダービー馬フサイチコンコルド、京成杯−GIII勝ち馬ボーンキング、5勝馬でリンカーンの母でもあるグレースアドマイヤ、函館2歳S−GIIIの勝ち馬アンブロワーズの勝ち馬フサイチミニヨンなどがいる。曾祖母は英3歳牝馬チャンピオンで、英ダービー、英セントレジャー、ヨークシャーオークスを勝ち、凱旋門賞でも2着した名牝サンプリンセスで、近親に重賞馬が多数いる名牝系です。

父ディープインパクトは日本の三冠馬です。
サンデーサイレンス産駒は、現役時代に活躍した馬が名種牡馬になる確率が高いのが一つの特徴ですので本馬の活躍も大いに期待できます。
ディープインパクトの血統構成ですが、父サンデーサイレンスは、スピードのみならず、闘争心を決め手や粘りにかえた、聡明かつ野性的な馬であり、かなりの優性遺伝力をもった名馬であることは疑いようがありません。
一方、母系ですが、分析すると非常に重厚なスタミナ血統で母父アルザオは、タフなスピード持続系であるリファール系の種牡馬、母母父バステッドBustedは、キングジョージY&QES−GI、エクリプス賞−GIなど中−長距離を中心に活躍し、英年度代表馬になった名馬で、スタミナ豊富なブランドフォード系、母母母父クィーンフッサーQueen's Hussarは、フェアウェイ系の種牡馬で、フェアウェイの4×4×4のクロス、フェアトライアルの3×3の強いクロスをもっていて、キングジョージなどGI7勝の稀代の名馬ブリガディアジェラードBrigadier Gerardの父として有名、母母母母父ボーリアリスは、コロネーションC−GI、英セントレジャー−GI2着など19戦7勝と活躍しましたが、スタミナ豊富なテディ系の長距離馬です。
母系のボトムラインは、これでもかというくらいのスタミナベースで、そこにサンデーサイレンスは、やはり走るパターンと言って良いでしょう。
もうひとつ、この種牡馬の産駒を評価する時、忘れてはいけないことがあります。
それは、ディープインパクトは、その兄弟が馬体が比較的大きく、それゆえ脚元の故障で能力を最大限発揮できないまま競走生活を終えたのに対して、馬体が小さかったことが幸いし、蹄に持病を抱えていたにも関わらず、それ以外の致命的な故障を引き起こさなかった可能性が高いと言えます。これは多くの関係者も、そのように考察しています。
つまり産駒が大きい馬体に出た場合には、そのバネの強さから脚元の不安が常につきまとう可能性もあるということで、その点、馬体のチェックは欠かせません。

本馬の母系の活力と父ディープインパクトの遺伝力だけでも活躍馬が出そうですが、それ以上に血統的なバランスが良くて、母父デピュティミニスター系フレンチデピュティのスピード持続力、サンデーサイレンスのスピードと決め手、母母父ノーザンダンサー系サドーラズウェルズのパワーと底力という感じです。
ただし、母フレンチバレリーナのこれまでのサンデー系種牡馬との産駒がダート馬であることには注意が必要です。
芝向きであってこそ生きる血統だと思いますので、本馬は芝向きの柔らかそうな馬体であれば良いですね。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 藤沢和雄
2010リーディング 2 位、勝利数 49 勝,勝率 0.148 連帯率 0.248 管理代表馬 ペルーサ
2009リーディング 1 位、勝利数 56 勝,勝率 0.165 連帯率 0.292 管理代表馬 マチカネニホンバレ
2008リーディング 3 位、勝利数 44 勝,勝率 0.152 連帯率 0.262 管理代表馬 キングストレイル

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 154
胸囲(cm) 173
管囲(cm) 18.6
体重(kg) 395
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔などから気性は良いようです。
首差し良く、牝馬らしいしなやかさがあります。肩にはしっかりと筋肉を背負い、胸前もなかなか発達しています。繋ぎは若干立ち気味でクッションも硬めですので、その辺はダートになる可能性もあります。胴はしっかりとして背中にも良い感じの筋肉が付いています。トモはディープ産駒らしい短めでボリューム感こそ今ひとつですが、ムダ肉の無い感じ、飛節は折りが浅く、細めですが、しっかりしていると思います。
まあ、芝にしては繋ぎのクッションが硬めなところが気になるくらいで、走るサンデー系牝馬の特徴を良く出していると言えます。
ちょっとサイズは小さめで、管囲が足りないので、★一つ減点します。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは申し分ありません。
キャロットで募集された初仔スーブルソーと二番仔アソルータが活躍中ですが、底力十分な血統背景でまだまだそれ以上の活躍馬の誕生が期待できると思います。特に今回はディープインパクトとの配合でその期待が高まります。
この母系は、ちょっとパワータイプに出るケースが多いので、できれば芝での活躍馬になって欲しいですね。
本馬は、父ディープ産駒らしい薄手の馬体で、牝馬らしい素軽さがあり、仕上がりも早そうです。
ちょっと小さいのと、馬体的に使い減りするような感じもあって、ダートだとかなり厳しいかもしれません。その点、やはり繋ぎのクッションが硬めの部分だけが私は気になるところです。
トレーナーも一流ですし、この血統ですので、牝馬でもまあこのくらいの価格でしょうがないでしょう。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:14| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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