2011年09月08日

1.アンブリッジローズ(クラシックローズ の2010)

【馬名】 アンブリッジローズ
【由来】 イングリッシュローズの品種名。年間を通じて返り咲きし、また樹勢が強い。このバラのような活力漲る競走生活を送り、大きな活躍を遂げることを期待して。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 ディープインパクト
【母】 クラシックローズ (母父 コマンダーインチーフ )
【生年月日】 2010年3月29日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 4000 万円(一口価格 10 万円)
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 9 歳の時の産駒
【母の戦歴】 3勝
【母のレース引退時期】 2007/2/11 (レース引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】 2008/3/11
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 1

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ 母クラシックローズは、デビューが3歳になってからと遅かったので、正味4年間の現役生活ですが、コンスタントに使われて22戦走り、丈夫に走った印象です。引退直前も月1戦のペースで走っていて、引退後1ヶ月経つか経たないかで種付けされていますので、疲労感を持ったまま繁殖入りしたと言って良いと私は思います。よって繁殖適期内ですが、繁殖ポテンシャルは低めにしたいと思います。
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Lyphard 18.75% 4 x 4 x 4
Hail to Reason 9.38% 4 x 5 "
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【父】 ディープインパクト
"【競走成績】
日仏で2〜4歳時に14戦12勝。05、06年年度代表馬。七冠
【種牡馬成績】
07年より供用。10年2歳リーディングサイアー。10年ファーストシーズンリーディングサイアー。リアルインパクト(安田記念-G1)、マルセリーナ(桜花賞-G1)"
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【母父】 コマンダーインチーフ
"【競走成績】
英愛5勝。欧州最優秀3歳牡馬、英ダービー-G1、愛ダービー-G1。
【種牡馬成績】
アインブライド(阪神3歳牝馬S-G1)
【母の父として】
リトルアマポーラ(エリザベス女王杯-G1、クイーンC-G3)、エリモエクスパイア(天皇賞春-G12着)、ジェイケイセラヴィ(アイビスSD-G32着)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父コマンダーインチーフは、イギリスの競走馬で、デビューから2ヶ月でエプソムダービーとアイリッシュダービーを制した名馬です。ヨーロッパで活躍した数少ないダンシングブレーヴ産駒の一頭で、種牡馬入りしてすぐに日本に輸入され、初年度からGIホースを輩出し、97の新種牡馬ランキングで堂々1位に輝いきました。その後も芝・ダート問わず多くの重賞馬を出し、コンスタントに活躍しました。最近は、相手繁殖にも恵まれなくなり、さすがに成績はダウン気味です。
父ダンシングブレーヴは20世紀を代表する名馬で、母スライトリーデンジャラスも名繁殖で、ウォーニングは半兄にあたりますが、その他の産駒も重賞戦線で活躍しました。産駒は7割がダートで走っていますが、活躍馬は比較的芝に多いです。

母母父シャーリーハイツは、欧州で成功した数少ないミルリーフ系種牡馬で、英愛ダービー馬です。
自身はダービー向きの重厚な配合で、産駒は短距離は向きではないため、2歳戦の成績はイマイチですが、ダービーまでには完成しているという血統です。日本ではロゼカラーが代表産駒ですが、あまり日本の馬場にあった脚質ではないと言われています。

母母母父リファールは、自身は快速マイラーでしたが、産駒に凱旋門賞馬が2頭いることでもわかるとおり、産駒は中長距離馬です。母父に入ると優れた”スピード持続力”と”切れ脚”を伝えます。

母系は、言わずと知れた薔薇一族、活躍馬数知れず、そしてローズキングダムがついに悲願のGIを獲得し、これからも大きくその枝葉を広げるであろう血統です。

父ディープインパクトは日本の三冠馬です。
サンデーサイレンス産駒は、現役時代に活躍した馬が名種牡馬になる確率が高いのが一つの特徴ですので本馬の活躍も大いに期待できます。
ディープインパクトの血統構成ですが、父サンデーサイレンスは、スピードのみならず、闘争心を決め手や粘りにかえた、聡明かつ野性的な馬であり、かなりの優性遺伝力をもった名馬であることは疑いようがありません。
一方、母系ですが、分析すると非常に重厚なスタミナ血統で母父アルザオは、タフなスピード持続系であるリファール系の種牡馬、母母父バステッドBustedは、キングジョージY&QES−GI、エクリプス賞−GIなど中−長距離を中心に活躍し、英年度代表馬になった名馬で、スタミナ豊富なブランドフォード系、母母母父クィーンフッサーQueen's Hussarは、フェアウェイ系の種牡馬で、フェアウェイの4×4×4のクロス、フェアトライアルの3×3の強いクロスをもっていて、キングジョージなどGI7勝の稀代の名馬ブリガディアジェラードBrigadier Gerardの父として有名、母母母母父ボーリアリスは、コロネーションC−GI、英セントレジャー−GI2着など19戦7勝と活躍しましたが、スタミナ豊富なテディ系の長距離馬です。
母系のボトムラインは、これでもかというくらいのスタミナベースで、そこにサンデーサイレンスは、やはり走るパターンと言って良いでしょう。
もうひとつ、この種牡馬の産駒を評価する時、忘れてはいけないことがあります。
それは、ディープインパクトは、その兄弟が馬体が比較的大きく、それゆえ脚元の故障で能力を最大限発揮できないまま競走生活を終えたのに対して、馬体が小さかったことが幸いし、蹄に持病を抱えていたにも関わらず、それ以外の致命的な故障を引き起こさなかった可能性が高いと言えます。これは多くの関係者も、そのように考察しています。
つまり産駒が大きい馬体に出た場合には、そのバネの強さから脚元の不安が常につきまとう可能性もあるということで、その点、馬体のチェックは欠かせません。

本馬はPOGでも人気になったクラシックローズの初仔サトノペガサスの全弟ということですが、サトノペガサス自身は、デビュー前の評価の割にはあまり成績時代は芳しくはありませんでした。ただ、血統的には、リファールのラインクロスを内包し、高いスピード値とそのスピード持続力に優れた高いポテンシャルを持っていると思います。距離も中長距離までカバーできそうで、全兄サトノペガサス以上の活躍を期待したいですね。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、効用があるといわれるクロス(ナスキロなど)についてはまだまだ勉強不足。でも一応影響があると思って気にしているクロスはご紹介したいと思います。)
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3.厩舎診断
【調教師】 国枝栄
2010リーディング 16 位、勝利数 33 勝,勝率 0.119 連帯率 0.235 管理代表馬 アパパネ
2009リーディング 23 位、勝利数 29 勝,勝率 0.089 連帯率 0.193 管理代表馬 マイネルキッツ
2008リーディング 8 位、勝利数 37 勝,勝率 0.132 連帯率 0.218 管理代表馬 マツリダゴッホ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156
胸囲(cm) 172
管囲(cm) 20.6
体重(kg) 388
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はまずまず芯が強そうで、気性もしっかりした感じで良さそうです。首差しは細めですが、牡馬ですので悪くないでしょう。肩には良い筋肉をしょっていて、角度からマイルから中距離くらいでしょうか、繋ぎの角度良く、クッションも良いです。胴まわりも窮屈さがありませんし、まだ幼く、トモ高ですが、割合しっかりしていて、胴回りの収縮力もまずまず良さそうです。
トモはディープ産駒らしいムダ肉のないタイプで、寛骨に沿って立派な筋肉の発達が見られます。
飛節もまずますだと思います。
ちょっと全体的には力感という点で物足りなくも見えますが、そういう馬が走ってきたのがサンデー系です。その走るサンデー系の条件は十分満たしていると思います。歩様も欠点が少なく問題ありません。
ちょっと小さいですが、父がディープで体高があるので、あえてマイナスをしないことにします。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pは低めという評価で、本馬は体質面のチェックが必要だと私は思います。
ただ、血統背景は非常にレベルが高く、活躍馬の出る可能性は十分にあると言えます。やはり決め手という点を考えるとディープインパクトの競走資質がよく出ることが重要で、その点、馬体はサンデー系の特徴がよく現れており、若干力感に欠けはしますが、父ディープ産駒はスレンダーな産駒が多いので、それほど気にはなりません。馬体が小さいのは父ディープで馬体診断では減点しませんでしたが、やはり気になるところです。その点、この価格はちょっと高めの気もします。
トレーナーはすごく良いですね。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
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posted by 楽天馬 at 22:13| 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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